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2020/05/28

人生を変えてくれた音楽

Baricang

今日、机の中を整理していたら1枚のチケットが出てきました。


そこには「BARICANGワンマンライブ2008/12/14」と印刷されていました。
11年以上の前のチケットです。

 

チケットを手にしたとたんに、僕はあの頃の桜木町の風の匂いを思い出していました。

 

皆さんには人生を変えてくれた音楽やバンドはありますか?
僕にはあります。それがこれからお話するBARICANGというバンドです。

 

彼らと出会ったのは桜木町の駅前広場の路上ライブでした。
何度か彼らの路上ライブに行き、そして購入したのがこのチケットでした。
彼らにとってのはじめてのワンマンライブ。

 

それから僕は妻と5歳と3歳の子供たちを連れて毎週のように路上ライブに行くようになりました。
路上ライブでは彼らだけでなく、たくさんのファンの方々との出会いもありました。
そして小さな息子や娘と遊んでくれる優しいお姉さんたちもたくさんいました。笑

 

僕はちょうど会社を設立して3年目で本当にようやく仕事が軌道に乗り始めた頃でした。
その時に僕が彼らの音楽の中から感じ取っていたのは挫折と再生のメッセージでした。
まさに自分のことが歌われているような楽曲の数々でした。

 

どんなに彼らの歌があの頃の僕に勇気を与えてくれたか。
どんなに彼らの演奏があの頃の僕に力をくれたか。

 

倒壊するのではないかと思うほどの強い地震が続く光のまったく届かない仙台の避難所の中で、
僕が聞いていたのも彼らの演奏でした。

 

彼らの音楽こそが僕の光そのものでした。

 

あまり人には話したことがないのですが、
一時期、僕の会社はある出来事により危機的な状況に陥っていました。
僕がそれを乗り越えることができたのも、彼らの音楽がそこにあったからです。

 

ドラムス、歌詞、ベース、ボーカル、ギター、歌、メロディ、
そのすべてがいつも、いつも力を与えてくれました。

 

あれから11年。

 

彼らは今も音楽を続けています。
バンド名はかわりましたが、彼らは今も音楽を続け、歌を届けています。

 

すごいことだと僕は思います。

 

僕は改名後の彼らのバンドのライブを見に行くことはなくなりました。
ただ彼らを応援する気持ちは今も少しも変わっていません。
卒業したメンバーも含めて、彼らが幸せであることをいつも祈っています。

 

うまく言えませんが、
彼らの音楽はあの頃の僕と同じように、たくさんの人の魂を震わせているのだと思います。
彼らが変わったことで、彼らが進んだことで、
新しく彼らに出会えた、たくさんの人たちの思いをリアルに感じることがでできます。

 

立ち止まらなかったことが答えなのだと思います。

 

そして、

 

路上ライブで無邪気に走り回っていた5歳だった息子は高校に入学しました。
彼が入部したのは軽音楽部でした。
彼は僕が高校生の時に購入したYAMAHAのギターを弾いています。

 

憧れの目で彼らの演奏をじっと見ていた3歳の娘は中学に入学しました。
そして彼女は自分でギターを買い、歌を作っています。

 

そして僕も。

 

ループステーションというエフェクターに出会い、
再び音を紡ぐ楽しさや感動を手にしました。

 

中学1年生でギターに出会い23歳まで、
僕は音楽以外に本当に何もしませんでした。

 

その反動からか僕は彼らに出会うまで、
20年以上も音楽のことをずっと忘れていました。

 

彼らがつないでくれた奇跡です。

 

今は困難な時だと思います。
これからは少し何かを変えていかなくてはならないかもしれません。
でも本当に大切なものは何も変わらない。

 

あるがままに。

 

改めて心からの感謝を。
奇跡日和は今も続いているよ。

2019/04/04

命とは時間である

今日は命とは何かに関して書きたいと思います。

何か悟りをひらくような体験があった訳であありませんが、最近、よく「命」に関して意識するようになりました。
命とは何だろう?皆さんも考えたことはありますか?それは生命活動のことでしょうか?

では生命活動とは何でしょうか?細胞の働き?臓器の活動?いいえちがいます。

命とは実は「時間」のことです。
「命=時間」の法則に自分が気づいた時、すぐにグーグルで検索したら聖路加国際病院の日野原重明先生がこの理論を提唱されていました。

命を大切にするということは時間を大切にすると言うことです。

私は10年以上前からできるだけ働く時間を少なくするように努力しています。
今はおおむね1日に3時間前後しか仕事をしていません。
命を大切にするために。

私を知っている人は口をそろえて嘘だと言うはずです。
皆さんからみた私はおそらくハードワーカーです。
もうワーカーホリックの域だと思われていることでしょう。笑

その秘密は「仕事」の定義です。

創造的ではない仕事は1日に3時間以上はやらない。

もう少し噛み砕いて言うとやりたくない仕事はやらないということです。
そう決めたのです。

そしてそれを実行し続けています。

関わりたくない人とは関わりません。
やりたくない仕事はしません。

これがやってみるとかなり大変なことで、
しかし、やってみるとこれが不可能ではなくて、
やってみるととても幸せになれることが分りました。

私が今現在、行わせていただいているコンサルティングや研修や講演は、
私にとってやりたいくないことではありません。
むしろその正反対です。

私が命(=時間)を使って取り組む価値があるとても大切なことです。
だから私はいつも命懸けで実行しています。

みなさんも命とは時間なんだということを、
ゆっくりと考えてみてください。

そして命をどう使うか?時間をどう使うかについて考えてみてください。
あなたに新しい気づきがありますように。

私もさらに命の使い方に関して考えてみますね。

2018/10/31

成功者の真実

Blog_2


ひさしぶりにアトリエで仕事をしています。


少し肌寒いですがこのくらいの気候が自分的には最高に気持ちがいいので、朝はいつも窓を開けて仕事をしています。


ひさしぶりのブログのテーマは「成功者の真実」です。

新刊「100人の村で84人に新商品を売る方法」でも書かせていただいたのですが、マーケティングには成功率100%の方法というものがあります。

それは「仮説検証サイクルを回す」という方法です。
仮説検証サイクルに関しては、書籍やインターネットの中でもさまざまな言及がありますので詳細はここには書きません。

すべての戦略は立てた時点では仮説だと考えて、とにかく迅速に且つ小さく実行して検証をする。小さくとは経費と時間を掛け過ぎずにということ。検証したら仮説を見直して再仮説を立てて、また迅速に且つ小さく実行して再検証する。

このサイクルをぐるぐる回すことを仮説検証サイクルと言います。
これ、本当に成功率100%なんです。

うそだと思うかもしれませんが本当です。
「失敗とは何か?」について考えるとそれがうそではないことがすぐに理解できると思います。

事業における最大の失敗とは資金が尽きて会社が回らなくなる状態を言います。
そうでないかぎりは失敗ではなく仮説検証サイクルの途上だと考えられます。

ひとつの商品やサービスだけでなく、
会社経営そのものも壮大な仮説検証サイクルの中にあるとも言えます。

会社が存続している限りにおいてはそれは失敗ではありません。松下幸之助氏も「途中でやめるから失敗になる」と言ってましたね。


ではマーケティングの役割とは何か?

それはできるだけ仮説検証サイクルを少なくして、少しでもはやく「再現性のある成功のシナリオ」を見つけることではないでしょうか?

そうした意味でセミナーや書籍などでマーケティングを学んだり、コンサルタントや有識者や先人の助言をえることはきわめて重要です。

市場の動向に常に好奇心を持ち、まるでマニアのように探索することも重要です。
しかし、これだけではだめです。まだ成功には到達できません。


成功者に共通する秘密がありました。


それは何か?私がこれまでこの目で見て、話をして、一緒に仕事をさせていただいた成功者に共通する真実の姿は以下の通りでした。

① スマートに成功している人はいなかった

現在ではスマートに成功してきたかのようにデザインされている場合もあるが、歴史の中ではほとんどのケースが大いなる試行錯誤を繰り返している。もっとかんたんに言えば驚くほどたくさんの挫折経験がある。反対に本当にスマートに成功した人は次が続いていない。

② 思考量が尋常ではなかった

考え続けている。いつも考えている。驚くほど考えている。学んだり答えを教えてもらうために考えるているのではなく、自らが答えを見つけるための着火剤として学びを取り入れている。

③ 必ず確実に行動に起こしていた

上記の②とこの③はセットだ。尋常ではないほど考えて、考えたことは必ず行動に起こす。

④ 落ち込まなかった

うまくいかなくても落ち込まない、人のせいにしない、自分のせいにも、社会のせいにもしない、うまくいかなかったことを恥じない、隠さない、うまくいかなかったという事実と、なぜうまくいかなかったかの検証結果を獲得したら、すぐに新たな行動を起す。

⑤ 突き進んでいた

仮説検証の結果に光が見えた時には突き進む。時にはここで大きなリスクも取る。反対に光が見えないかぎりはリスクは回避する。真の成功者は賭けを行っているように見えて、賭けは絶対に行っていない。

自分に足りないことばかりだと思いませんでしたか?
自分には出来ないことばかりだと思いませんでしたか?

私もそうです。

でも本当は出来ないのではなく、やりたくないのではないでしょうか?
ただ、めんどくさいだけではないでしょうか?

そして最後の成功者の真実は

⑥ そこまでやらなくても・・・を絶対に言わなかった

反対に「そこまでやるの?」と思うことをやる。しかも楽しそうに。まずは「そこまでやらなくても」をやめることから一緒にはじめてみませんか?

マーケティングインストラクター 森本尚樹

2018/08/14

24種類のジャムを並べて売ると購入率はわずか3%!?

マーケティングインストラクター森本尚樹がお届けするポッドキャストラジオ番組「差別化戦略大学校チャンネル」10分間であなたの戦略的思考を鍛えます!

今回のテーマは「ジャム理論」

コロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授がこんな実験をしました。

スーパーでジャムを並べます。

実験1では24種類のジャムを並べて売りました。

実験2では6種類のジャムを並べて売りました。

この実験の目的はズバリ!

 

「商品の種類の多さは売上にどのように影響するのか?」です。

では結果をお伝えするまえに、まずは試食率から発表したいと思います。

6種類のジャムの試食率は?

40%でした!

 

では、24種類のジャムはと言うと60%でした!

 

24種類も並べると試食率は高くなるんですね!

ではいよいよ購買率の発表です!!

 

6種類のジャムの購買率は30%!!そして、

24種類のジャムは3%!?

 

「え、3%しか買われなかったの?」

そうなんです。

わずか3%!10分の1です!

 

この法則はジャム理論と呼ばれています。

さて、このジャム理論を知ってあなたはどのように思いましたか?

「そうだ!当社の商品ラインナップも減らさなくては!」と思いませんでしたか?

 

危ない!(笑)

この結果だけ見るとそう思うかもしれませんが、実はそうではないらしんです。

続きはポッドキャストでお楽しみください。

 

ビジネスの罠からあなたを救う!

 

「100人の村で84人に新商品を売る方法」(雷鳥社)好評発売中です!

https://www.amazon.co.jp/dp/4844137441/

 

MUSIC BY yo suzuki(akisai) / Audiostock

参考:日経スタイル https://style.nikkei.com/

 

2018/08/05

ポッドキャストラジオをnoteで不定期で配信しています。

ポッドキャストラジオをnoteで不定期に配信を開始しました。

番組名はマーケティングインストラクター森本尚樹がお届けするポッドキャストラジオ「差別化戦略大学校チャンネル」

キャッチコピーは「10分間であなたの戦略的思考を鍛えます!」です。
https://note.mu/morimotonaoki



今回、のテーマ「ラーニングピラミッド」1948年にアメリカ国立訓練研究所から発表されたとされているこのデータでは、学習定着率が最も低い学習方法は講義を受けることとされ、その平均的な学習定着率はわずか5%だとされています。



一方で最も学習定着率が高い学習方法は「〇〇すること」だとされていて、実に平均的学習定着率は90%だとされています。この学習方法が非常に効果が高いことはドラッカーも認めています。



でもこのラーニングピラミッドには重大な秘密があります。
どうすれば学んだことを自分のものにできるのか?今回は「学び」に関して戦略思考をしてみましょう。
100人の村で84人に新商品を売る方法(雷鳥社)発売中です。

2018/07/26

「100人の村で84人に新商品を売る方法」購入特典のご案内

Photo購入特典の「動画セミナー」「差別化戦略ワークショップノート」はこちらのポータルサイトから閲覧及びダウンロードいただけます。

詳細は本書220ページをご確認ください。

2018/07/20

ご報告

下記の「ご報告」という記事を書いたのが去年の11月。
あてもなく出版原稿を完成させてから7か月。


7月26日(木曜日)にいよいよ出版が決まりました。


タイトルは「100人の村で84人に新商品を売る方法」(雷鳥社)

Photo

前著「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」(明日香出版)が、2006年の出版でしたので12年ぶりの商業出版となりました。
本当にありがたいことです。
本書は、前著から12年間、有名企業から中堅・中小企業まで、延べ数千名に受講していただいた私のマーケティングセミナーや、マーケティング研修で使用してきたシナリオやフレームがベースになっています。
差別化3ステップ法など、おなじみの独自のスキームをすべて網羅した本です。
いつものように専門用語は使用していません。
今回は5つのショートショートと、12のワークショップで、戦略から戦術の動かし方、そしてタイトル通り新商品の売り方までまとめてみました。
こちらにポータルサイトを作りました。
立ち読みもできるのでぜひ!

2018/02/08

その先にあるものは?

昨夜のことです。


「すいません!」
新横浜駅でスーツ姿の若い男の子に声を掛けられました。


予約していた新幹線の出発まであと10分。

でも声を掛けてきた子は、わりと切羽詰まった顔だったので足を止めました。
すると彼はひきつった笑顔でこう切り出しました。
「あの、僕、今、研修中なんですが」

私は最後まで聞くまでもなく、
「ごめん、あと10分で新幹線出ちゃうんだ」と歩きはじめました。

すると彼は僕に駆け寄り、僕の背中に向かって今度は少し大きな声で、
「1分で終わるんです」と言いました。

私は振り向かず手をあげて改札へと歩き続けました。

以前の私だったら少しくらい相手をしてあげたかもしれません。
見知らぬ人に声を掛けるのって勇気がいりますものね。
社会に出て頑張っている若い人を応援してあげるべきですよね。
でも今はまったくそんな気になれません。

彼が研修の課題として自分で決めたことなのか?
誰かに強制されてやっていることなのか?
それは分かりません。

でもそんな方法論を学んでいったい何になるの?

学ぼうとしていることは、
お客さまがどんなに嫌がろうが、どんなに迷惑だと思われようが、
とことん食いさがれる度胸を付けること?
人に迷惑かけても、自分がよければ勝ちというメンタルを育てるため?

確かにそんな時代もありました。そんな時代に僕らは生きてきました。
武勇伝だってある。

でもこれからはもうそんな方法は通用しない。絶対に。

同じやるなら、
100人の人から心からありがとうを言われることを実行してみればいいと思う。
100人の何かに困っている人を探して、声を掛ければいいと思う。
100人の人に道を尋ねていただけるまで、街角にただ立ち続ければいいと思う。
ただ立っていても誰も道なんて聞いてくれない。
なぜ人は自分を頼ってくれるのかが分かるはずです。

そして、そんな不純な動機で実行したことで感謝されるのが申し訳ないと思えるはずです。
でも、ありがとうを言われることは本当にうれしいことだということにも気づくはずです。

これからの10年でビジネスは大きく変わります。
強引にすればするほどモノは売れなくなります。
そんな方法でたとえ売れたとしてもその先に続く未来はありません。
次はもう買ってくれないからです。

自分のことしか考えてない奴から、
もう誰も商品やサービスを買いたいとは思いません。
だからもっと強引になる。そしてその先にあるのは破滅です。


その先にあるものは?
みんなで一緒に考えて行きましょう。

ありがとうございました。

今は横浜へと帰る新幹線の中です。

今日は昨年の5月から実施させていただいていた継続研修の成果発表会に参加するために四国を訪問してきました。


次の10年の柱となる新事業テーマを、中堅社員による4つのプロジェクトチームで創出するものです。ゲーム要素はゼロ。8か月間、本気で次の柱になる新規事業テーマを考えていただきました。

今日の成果発表会の参加者は80名以上。すごい雰囲気でした。笑
その中で4チームが各2テーマを発表。
実はこの実戦研修は昨年の11月に終了しています。


研修の最終回にはプレ成果発表会を開催し、私は各チームの発表を聞かせていただき、最後のアドバイスを差し上げていました。
12月・1月の2か月間は各チームメンバーが本日の最終成果発表会に向けて何度もミーティングを重ねられたそうです。

そして今日。

私はすべての発表が終了した後に、総括を語らなければならなかったのですが、不覚にも感動して、あまりうまくお話をすることが出来ませんでした。こんなことはもちろんはじめて。笑 

何に感動したかと言うと、私の助言を超えて、たくさんのことを各チームが今日まで本気で考え続けたことが発表を聞いて分かったからです。

私が助言したことを、助言した通りにただ修正して発表されていたとしたら、私は涼しい顔で総評を語れたと思います。ですがそうではありませんでした。

そこにはたくさんの試行錯誤と、議論と、知恵と、それを乗り越えるための行動と努力が見てとれました。そして発表を終えたメンバーの笑顔に私は感動してしまいました。
さあこれからです。

今日、評価されたテーマも、そうではなかったテーマも、すべてはこれからです。
本当のジャッジはまだ下っていません。

会議で紛糾した企画が大ヒット商品になったことは1度や2度ではありません。それは私だけの経験ではありません。多くのヒットメーカーたちも同じような体験をしています。
今回の研修では何度も「自分達が本当にやりたい、やるべきだと思えるテーマを選択してください」とお話をしました。

だからそう信じれるなら、まだまだ前進すべきです。もっとたくさんの仮説検証サイクルをすばやく回してください。

みなさん、本当にありがとうございました。
またお会いしましょう。

2017/11/20

ご報告

更新できていない自分のブログを時々見ては現実逃避していました。
申し訳ございません。
実に1年半ぶりの更新です。
ご無沙汰しております。森本尚樹です。おかげさまで元気です。
あいかわらずのハードスケジュールです。笑
ちょっと近況報告を
実は、、、というほどのことではありませんが、
書籍の原稿を書き終えました。10年ぶりの執筆です。
残念ながらまだ出版のあてはまったくありません。
というか書くこと以外にまだ何のアクションも起こしていません。
自分でもびっくりするくらい早く書き終えました。
250ページをおそらく7日間ほどで書き終えたと思います。
「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」が発売されてから10年。
書きたいことがありませんでした。
正確に言えば本書で書いたことを超えて、
さらに伝えたいことがなかったからです。
同じような内容を切り口だけを変えて書くことにモチベーションがありませんでした。
書籍をただの販促ツールだと思って執筆ができるほど、
書くことは自分にとっては簡単なものではありませんでした。
ではなぜまた今ごろ執筆をはじめたのか?
この10年間、私はクライアントの皆さまと共に、戦略を立て、新商品を創造し、クライアントの開発した、すばらしい商品やサービスの普及のために奔走してきました。
共に考え、共に行動し、共に涙を流しました。
その結果、
撤退カウントダウンの事業をV字回復させることに成功しました。
業界のパラダイムを変えるヒット商品も誕生させることができました。
ガラガラだった店舗を、お客さまで満員にしたこともあります。
一夜にしてそれまでの地道な努力が実り、注文の電話が鳴り止まないというハプニングにも遭遇しました。
そして気づいたら、私は、またみなさんに伝えたいことでポケットがいっぱいになっていました。
そして一気に書き上げたのがこの原稿です。
どのような形になるか分かりませんが必ず皆さまの手元に届けます。
前著では差別化された商品を生みだす方法について書きましたが、
この新しいコンテンツでは、
差別化された商品やサービスをいかに売るのか、
ビジネスの永遠の謎とまで言われている消費のメカニズムに関して、
机上の理論ではなく、すべて私とクライアントが共に歩んできた実戦経験を元に書きました。
そして本書を貫いている思想は2つ。
① お客さまに選ばれ続けるために行うべきこと
そして、
② ビジネスの世界の中で生きる私たちが本当に幸せになるために行うべきことです。
ぜひ続報をお待ちください。

2016/05/20

ターゲットDM

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おはようございます。今日の横浜は少し肌寒いです。本社から見上げた空も少し薄曇りですね。

今日は本社→サテライト→アトリエの出社予定です。先日ご紹介したアドバトリアル型のDMの設計・制作を行います。

何年か前にN数は少ないのですがDMに関して面白い調査を行いました。

DMは決して安価なコミュニケーション手段ではないと思われています。したがってレスポンスがゼロになるとクライアントの精神的なダメージも少なくありません。

「今回のDMはどこに問題があったのだろうか?」とプロジェクトは大いに迷います。
そこでプロジェクトで「じゃあ電話して聞いてみよう」ということになりました。

サンプル数(N数)は100でした。ちなみに総数は3000通です。
案の定、DMが到着したことを認知されていなかった件数は60%にも及びました。
20%は読んでいただいたけれどあまり興味はお持ちいただけていないようでした。

しかし最後の残り約10%の方からは、なんと感謝の言葉をいただきました。
ちなみに怒ってゴミ箱に叩き込んだ方はいませんでした。千人に1名の割合でそうした方もいると聞いたことがありますが、この調査ではいらっしゃいませんでした。

「え!DMで感謝なんてされる?」

そう思われるかもしれませんが、DMの内容が単なる売込みではなければ「貴重な情報」として感謝されることもあるのです。そして、何回かのコミュニケーションの後に成約するのです。

もちろんこれは高額商品にしか費用対効果が合致しませんが。

先日も5年前から定期的にターゲットDMを送付しているクライアントから、「森本さん、5年前からの我々のDMの愛読者から注文をいただきました。数千万円規模の大きな仕事です」と話されました。「愛読者」という言葉に笑ってしまいましたが、どうもその通りらしいのです。

① ターゲットが完全に絞られておりターゲットに到達できるリスト情報がある。
② ターゲットに継続的に提供できる情報がある。
③ バックエンド商品が高額商品である。

この条件を満たせばDMは決して時代遅れのマーケティングツールなどではなく、いまだにコストパフォーマンスのよい強力なツールのひとつであると考えます。

さて頑張って反応をいただけるDMを設計します!!

2016/05/19

購入障壁

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今日はこれから日帰り出張です。

このEX-ICを利用するようになり新幹線での出張が驚くほどストレスがなくなりました。予約はもちろん変更、座席の指定が出発前まで何度でも可能です。

こんなに便利ならもっと早く導入しておけばよかった。
さて今日は購入障壁のお話です。笑

人は問題解決の期待・特別な体験の期待で商品を購入しますとお話をしていますが、同時に未知の商品や未知の体験に対しては少なからず不安を感じます。
この不安が購入障壁となります。

つまりこれまで他社の商品では解決できなかった問題を解決できる商品や、これまで体験したことがない特別な体験を提供できる何かは、未知の商品、未知の体験に他ならず、同時に購入障壁が高い商品と言えます。

つまりこうした商品の売り上げを伸ばすために重要なことは、その差別化を訴えることだけでなく、購入の不安を取り除くことなのです。

購入障壁が何かを知るひとつの方法は購入者に雑談で聞いてみることです。
「購入前に何が不安でしたか?」「購入後はその不安はどうなりましたか?」と。

また自分でもぜひ考えてみてください。「うちの商品を購入する時に何が不安だろう?」「どう説明すればその不安は解消されるのだろう?」と。

ぜひ一度、カードに考えられる購入障壁をすべて書き出してみましょう。

例えば

・ すぐに壊れるのではないか?
・ 期待通りの機能がないのではないか?
・ 自分には不要ではないのか?
・ 想定していないコストが必要なのではないか?
・ 自分には不釣り合いではないか?
・ 人から白い目で見られるのではないか?
・ 他にもっと安くてよい選択肢があるのではないか?
・ すぐに決めてしまうのは軽率だと思われないか?
・ 後悔するのではないか?
・ 期待するサービスを受けられないのではないか?
・ 危険ではないのか?

そしてその不安を解消するための言葉、仕組み、訴求方法を考えてみてください。
では今日も一緒に1ミリ前進しましょう!!

2016/05/18

鞄の中

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手を動かす仕事が限界まで重ねっていて今日は何度も何度も頭がフリーズしています。
その度に海に行ってリセット。海といっても横浜港ですが。

とりあえず明日締め切りのものまでは終了しましたが、締め切りを過ぎた大きな仕事がまだひとつ終了していません。現在、サポートに入っていただき複数で作業を進めています。

焦って仕事をしていたら鞄の中をぶちまけてしまいましたので、これを機会に持ち物を公開させていただきます。笑

写真がほぼコンサルティングや講演を共にしているレギュラーメンバーです。

① ノートパソコン Panasonic Let's note 
② PHS
③ PHSとタブレットと連動できる通信機器
④ ノイズキャンセリングヘッドフォン
⑤ デジタルカメラ SONY
⑥ レコーダー SONY
⑦ コードレスマウス
⑧ 名刺入れ with カード
⑨  赤いノートカバー&ノート
⑩ 消せるペン
⑪ タブレット SONY
⑫ 鞄

さて頑張って仕上げよう!

人はなぜ商品を購入するのか?

Photo

お客さまが商品の購入を決断する3つのスイッチ

① 自らが抱える何らかの問題。その「問題解決」への期待のスイッチ
② 「特別な体験(スペシャルエクスペリエンス)」への期待のスイッチ
③ 購入後の「未来の自分のビジュアル」の上映のスイッチ

今日、あなたが行うべきことはその「スイッチ」を作ることです。

2016/05/17

アドバトリアル

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皆さんはアドバトリアルという言葉をご存じでしょうか?

アドバトリアルとは記事広告のことです。新聞や雑誌などにおいて記事とよく似た体裁で編集されたいわゆる広告です。

実は私は約10年間、地道にこのアドバトリアルの研究を行い、新たなマーケティングツールとしての可能性を模索してきました。

その結果、一定の成果を獲得し新たなマーケテンング手法を完成させました。

通常の記事広告は新聞や雑誌又はインターネットに掲載されるだけですが、我々はターゲット顧客に対して記事をダイレクトメールでレポートを送付する、という新たな方法を試み成果を上げてきました。つまり「記事なんだから媒体に掲載して読んでもらう」というあたりまえのことを捨て、この記事を読んでもらいたい方に直接、送付するという方法を選択したのです。

当初はアドバトリアルを研究するため数百編の記事広告を読みましたが、残念ながら参考にできるものはありませんでした。

ほとんどの記事広告は広告臭がぬぐえませんでした。同時に顧客視点を感じることができませんでした。

一方でやはり本物の「記事」には圧倒的な説得力がありました。
そこで考えたのがコロンブスの卵ですが記事広告ではなく本物の「記事」を制作するという方法でした。

私たちは「広告だからクライアントの要望通りに制作する」というあたりまえのことを捨てることにしました。それが突破口でした。
記事と同じように取材して、記者が独自に感じた切り口で紹介記事を書く。特に商品やサービスの提供先や顧客を取材させていただくことで、レポートを迫力のあるものにすることができました。

またクライアントの商品やサービスだけでなく読者の視点から、その背景なども丁寧に取材を行い記事を制作しました。つまり顧客視点=クライアント視点ではなく、顧客視点=読者視点で記事を制作するということです。結果として記事の約50%~70%はクライアントの製品やサービスのことは直接的には書かないというスタイルが完成しました。このことが結果としてクライアントの提供する問題解決=商品に、読者に方々が強い興味を持っていただく理由となりました。

これが結果としてクライアントのためになります。

制作した記事はクライアントに読んでいただき、事実誤認がある箇所は修正を入れますが、表現の誇張などの依頼は原則として、その事実が確認できない場合や、表現上又はコンプライアンス上に問題があると判断した場合には修正をお断りします。

この場合、納得いただけなけらばこの原稿は「没」とします。
これが弊社のコンプライアンスです。

しかしながら、原稿を読んでいただいた後に、現在までに納得できない修正依頼をいただいたことも、もちろん制作した原稿が「没」になったことも一度もありません。

ほとんどのクライアントは記事に感動していただけました。

手順は、

1.クライアント又はクライアントの顧客を取材させていただき、
2.記事(レポート)を制作させていただく。
3.記事(レポート)をクライアントに確認していただき弊社の媒体で記事として掲載する。
4.記事(レポート)の著作権の二次利用権を許諾させていただく。

二次利用とはA4二つ折りの別刷りやターゲットDM、クライアントのホームページでの掲載などで、その印刷やDMなどもサポートします。

一例ですが5年間も毎年1~2回、DMとして発送している記事は、毎回、3000通の発送に対して30通(1%)~60通(2%)のレスポンスがあります。ちなみに数百万円~数千万円する商材で、この記事をきっかけにコンスタントに毎年、数億円の売り上げを上げています。

また送付先からは「いつも貴重な情報をありがとうございます」と感謝の言葉をいただいています。また、同梱しているアンケートには、コメントが必ず記入されています。

弊社には約10年も出版社と共に実証実験を重ねたノウハウがあります。
特に広告宣伝が難しい医療関連分野で成果を上げています。

これからこのマーケティング手法の事業化を進めたいと考えております。

10日ぶりの出社です。

3

結局、先週は2つの出張が接続する形となり5泊6日の工程となりました。
そしてその前後も外出していましたので実に10日ぶりの本社・サテライトの出社です。笑

弊社、本社・サテライトオフィスはみなとみらい線の馬車道駅から歩いて5分程度の観光地の真ん中に位置します。とてもいいロケーションの場所を私もいくつか知っております。

私のブログの読者の方も、馬車道まで来ていただければお時間を取らせていただきます。マーケティングのこと、プロジェクティングのこと、新商品・新事業の創出のことなら、ご相談にも乗れると思います。ご遠慮なくメールでお問い合わせください。もちろん料金はいただきません。

弊社のコンサルティングや研修をお勧めすることはありません。笑
反対に私への何らかのご勧誘の話はすべてお断りさせていただいております。

月に5日ほどしか馬車道にはおりませんのでその点だけご了承くださいませ。
ご希望の日とご相談したい内容をお聞かせください。

morimoto@lbraintrust.co.jp

「無料相談の件」とお書きください。2016年7月末までです。

8時間

2

あたらしい仲間が加わりました。レコーダーくんです。
1代目のレコーダーくんが引退してからはタブレットのアプリのレコーダー機能を利用していたのですが、先日の出張でどうしてもパラレルで録音したいものがあり購入。
「充電もできるけれど電池も使える」が選択のポイントでした。

いざ購入してみると音が本当にすばらしい。アプリのレコーダーとは比較できないほどに。
またインタビュー、講演、会議などのシーンセレクトによる最適化もすばらしい。
デジカメに続きこのレコーダーも購入して良かったと思える仲間です。

さて昨日は関東のクライアントを訪問しました。訪問時間は9時間でしたが、ランチの1時間以外の8時間は1時間単位でさまざまなセクションの方とミーティングしてました。

11時~12時 A事業部の事業部長と拡張現実を利用したマーケティングについてMTG
12時~13時 アシスタントと食事
13時~14時 経営者ミーティング
14時~16時 B事業部の事業部長とマーケティング戦略に関してMTG
16時~17時 経営者ミーティング
17時~19時 C事業部プロジェクトBに参加
19時~20時 C事業部プロジェクトAに参加

進行しているプロジェクト、停滞しているプロジェクト、軌道修正したプロジェクト、新しいプロジェクト、課題、解決策。たくさんの有意義なMTGができました。

2016/05/15

6日ぶりに横浜に帰ってきました。

Blog

6日ぶりに横浜に帰ってきました。本当に充実した特別な出張でした。

スペシャルエクスペリエンスマーケティングについてこのブログで記事を書いていますが、来月号の月刊マーケティングでは購読者の皆さまに動画で詳しく説明させていただきます。

さて「人は特別な体験の期待で商品を購入します」と述べてきました。

それは問題解決することにより訪れる特別な体験であったり、又は特別な体験そのものが購入理由になることもあります。

購入理由となる特別な体験は五感と密接な関係があります。
今さらですが5感とは「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」「嗅覚」のことです。

今までに見たことがない景色=視覚
聞いたことがないきれいな音=聴覚
食べたことがないようなとろける味=味覚
触ったことがないふわふわのさわり心地=触覚
嗅いだことがないいい匂い=嗅覚

こうしたことはまさに特別な体験=スペシャルエクスペリエンスです。
購入した後に訪れる感覚をクリエイティブ(言葉・写真・動画・デザインのすべて)で表現しておくと理性とセットで感情を動かすことができます。

さて今日は子供たちと小さなスペシャルエクスペリエンスを楽しんで来ます!
皆さんもよい休日を。

2016/05/14

思考と言動と行動

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クライアントにとって2棟目となる高齢者施設が竣工。本日はそのオープンイベントをサポートさせていただきました。終日天気もよくたくさんの方にご来場をいただきました。本当にありがとうございました。

数年前。異業種からの参入ではじまったこの事業は決して順調ではありませんでした。さまざまな手を尽くしましたが集客が功を奏しませんでした。

その頃、私はご縁があってプロジェクティングの手法で解決策をプロジェクトチームで協議し、それを答申案としてまとめる一連のお手伝いをさせていただくことになりました。

隔週で1泊2日でご訪問させていただき、深夜までミーティングを重ね、私も泊り込んで資料を精査させていただきました。もう何年も前のことですが。

その後、プロジェクトで立てた仮説戦略のテストマーケティングを成功させ、その後、答申案は正式に採択されました。それから、新たな戦略と戦術の下でスタッフの皆さまの情熱により、右肩上がりに業績を伸ばすことに成功しました。

地域の中でもこの施設の高い理念、高い接遇・マナーや独自性の高い事業コンセプトは称賛を集めるようになり、医療・福祉のプロフェッショナルからの圧倒的な支持をいただくようになりました。もちろん今ではすっかり確固たる存在となられています。

そしてさらに約10年間もじっくりとノウハウを積み重ね続け、いよいよ2棟目の建設計画が発表され、そして今日のオープンイベントを迎えることになりました。

この施設は経営トップ自らが在宅介護を行った時に抱いた想いから誕生しました。
「自分の家族を託せる施設」「家族の心で接する」ことを理念としています。

この言葉には一切の裏表はありませんでした。どんなに苦しい時にもそのコンセプトだけは決して捨てることはありませんでした。思考と言動と行動は常に一致していました。それは簡単なようでとても難しいことです。難しいことですがとても素晴らしいことです。そしてそれをブレることなく今日まで守り続けてこられました。そしてこれからも守られ続けていかれることと思います。

すばらしい施設が完成しました。本当におめでとうございます!
長期出張の最後の1日は、また忘れることのできない特別な1日となりました。

2016/05/13

人は特別の体験の期待で商品を購入し未体験の不安で商品の購入を躊躇する

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岡山駅に到着すると桃太郎の家来の猿が鳩を大切そうに抱えていました。笑
超癒されます。

さてエクスペリエンスマーケティングの続きです。

今夜の話題は引き続きエクスペリエンスです。
人は「特別な体験」の期待で商品を購入し、未体験の不安で商品の購入を躊躇する。

商品=問題解決です。電気ドリルを購入するお客さまは、電気ドリルマニアでもないかぎりは電気ドリルそのものではなく、穴が欲しくて電気ドリルという問題解決手段を買いに来たと理解することができます。

ではそこには特別な体験=スペシャル・エクスペリエンス(SE)の要素はないのか?
実は心理学的に最後の購入のスイッチを入れるのは、上記のような理詰めの理由よりもスペシャルエクスペリエンスの期待の方が効果的です。

つまり電気ドリルで穴を空ける利便性と共に、その爽快感を訴求した方が感情のスイッチは入れやすいのではないかと思います。

テレビショッピングやデパートの実演販売などの多くも、理詰めの理由(問題解決)と共にそれがスペシャル・エクスペリエンスであることを訴求しています。

すごい切れ味の包丁にしろ、ひと拭きで油汚れが落ちる洗剤でも、その問題解決にスペシャルエクスペリエンスが付加されて購入のスイッチを入れています。

スペシャルエクスペリエンスはそれが戦略にポジショニングされたり、戦術にポジショニングされることもある、まるで万能細胞のような、マーケティング・ファクターではないかと思います。そう考えると研究対象としてはとても面白いものですね。

今、マスコミでとても話題になっている日本一星がきれいな村の阿智村の成功例などを考えると問題解決だけでは説明が付き難いものがありますが、スペシャルエクスペリエンスの考え方を入れるととてもスッと腑に落ちてきます。見たことがないほどの絶景の星空は問題解決要素はほとんどなくスペシャルエクスペリエンスがコンセプトになっているのでしょう。

同時に人は未体験のものに対して危険や不安を感じます。だからこそ、エクスペリエンスマーケティングで重要なのは購入障壁の撤廃だと思います。この話題はまた改めて。

まずは皆さんに宿題です。あなたの商品のスペシャルエクスペリエンスが何かを考えて、それを文章にしてみてください。あなたの商品を購入することで体験できることを、できるだけ臨場感たっぷりに文章で表現してみてください!

マーケテンングミックスはどのように変化するのか?

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出張5日目です。おはようございます。今日もよい天気で朝から最高の気分です。
今日はいよいよクライアントの新規店舗のオープンイベントです。

さて本日もちょっとマーケティング理論に関してお話をしてみたいと思います。マーケティングミックスという言葉があります。商品の販売を行うための重要要素の組み合わせです。

通常、マーケティングミックスと聞かれれば「4P」を差します。

4Pとは、

製品(Product)
価格(Price)
流通(Place)
広告・宣伝(Promotion)

です。これはマーケティング理論の中では古典ですが、今も重要な考え方だと思います。
ちなみにマーケティングミックスは何度も新たな理論が提唱されています。

例えば4Cです。マーケティングミックスは4Pから4Cへと変化するという主張です。

製品(Product)は顧客価値(Customer Value)へ
価格(Price)は顧客にとってのコスト(Cost)へ
流通(Place)は顧客の利便性(Convenience)へ
広告(Promotion)は顧客とのコミュニケーション(Communication)へ

私が初めて4Cを知った時は、あまりピンとこなかった項目もあるのですが、時代は確かに4Cの方向へと流れているような気がします。

4Pと同様に同じ頭文字にしたいばかりに分かりにくいものも含まれていますが。笑

しかしここで重要なことは4Cも4Pのフレームの上にあるということです。
4Pをしっかり理解しておくと自分なりのマーケティングミックス、つまりどのようなことを大切にして販売戦略を行うべきかを考えることができるようになります。

ぜひ自分だけのマーケティングミックスを作ってください。英語にする必要も、頭文字を合わせる必要もありません。笑

私は、

「製品」は「お客さまの問題解決」と「お客さまに提供する特別な体験(エクスペリエンス)」へ
「価格」は原価積み上げではなく「価値に対する対価」へ
「流通(プレイス)」はインターネットや、さまざまな場所で販売する「マルチプレイス」へ
「広告」は確かに「コミュニケーション」へ、そしてそこで行われるのは「広告」ではなく信頼性の高い「約束」へ変わるのではないかと考えています。

・ 製品は問題解決と特別な体験へ
・ 価格は価値の対価へ
・ 流通はマルチプレイスへ
・ 広告はコミュニケーション、そして約束へ

心して推進していきます。

2016/05/12

スペシャルエクスペリエンスマーケティング

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5泊6日の出張中。今日でちょうど折り返し地点です。
そして今日は11時から2時頃まで出張先で時間が出来ましたのでボートに乗ってきました。笑 森の向こうに城が見えます。

誰もいない川をひとりボートを満喫してきました。
とは言えほとんど木陰にボートを浮かべて、そこでたくさん考え事をしていたのですが。
もちろんクライアントのこと、仕事のことです。

ちなみに中学生の頃に友達がなぜかボート屋さんでアルバイトをしていて、毎日のようにそこに遊びに行っていたので、ボートはそこそこに扱えます。ちなみに当時は和船も漕げてました。今も漕ぎ方は覚えています。笑

おかげさまで超多忙にさせていただいておりますが、パフォーマンスを上げるために、すきま時間には自分でも思いも掛けない場所に行ったり、思いがけないことにトライするようにしています。そして今日はボート。笑

最近、人は「商品」を購入しなくなったと言われています。モノを買わなくなったという意味ではありません。お客さまは商品やサービスではなくその先にある体験(experience)を購入しているという意味だそうです。

これまでは「商品=問題解決」だけで多くのことを説明づけられてきましたが、最近では体験=エクスペリエンスでしか説明できないことがたくさん起きています。

「なぜ森本さんはボートに乗るのですか?」
そう質問されても確かにうまく答えられません。せいぜいがリフレッシュのため?とか。笑

でも明確なのはボートに乗る前には川面にボートで浮かんでぼんやりと考え事をする自分。
音のない世界と、そこに吹くさわやかな晩春の風。ゆらゆらと川に流されていくボート。
癒されていく自分が明確に思い浮かび、僕は強くボートに乗ることを欲しました。
そしてボートに乗ったら思い描いた通りの世界があり僕は大満足することができました。

明確な理由などなくその体験=エクスペリエンスそのものを僕は購入したということになります。これが最も購入者である自分の腑に落ちる説明です。

この場合、必要なのは顧客が考えてもいなかったスペシャルエクスペリエンスを疑似体験できる仕組みと購入障壁(=ひとりで背広着てボートに乗れるのか?笑)をいかに無くすかという点だけだと思います。

ある事例を思い浮かべてスペシャルエクスペリエンスマーケティングはB2Bビジネスでも応用可能かもしれない。そんなことをボートの上で考えました。

森本式マーケティングをそろそろバージョンアップさせようかと考えています。

なぜマッチ売りの少女は億万長者になれたのか?

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このブログの中の過去の記事で、いくつか今もよく読まれている記事があります。そのひとつが2007年9月に公開した「あなたがマッチ売りの少女なら?」という記事です。少しだけリライトしてお届けします。

あなたはクリスチャン・アンデルセンのマッチ売りの少女の話を知っていますか?

それは雪の降る大晦日の夜の話です。頭巾もかぶらず、裸足のままで、古いエプロンに入れたマッチを売り歩いていた少女がいました。
あわてて大通りをわたろうとしたときに、馬車がすごいスピードで駆け抜けて靴がぬげてしまったのです。
「マッチはいりませんか?マッチはいりませんか?」
でも少女からマッチを買ってくれる人はひとりもいませんでした。やがて少女は空腹と寒さでついに路地に座り込んでしまいました。そしてマッチを1本取り出すと壁にこすりつけ火を付けました。ほんの少しでも暖を取りたかったのです。マッチをこするとさまざまなものが現れました。おいしそうな料理、温かい部屋、そして最後に現れたのは亡くなった少女のおばあさん。
「おばあちゃん、お願い私も連れていって」
少女はありったけのマッチをすりました。
翌朝、路地で死んでいる少女が発見されたそうです。しかし少女の顔は天使のような微笑みを浮かべていたそうです。

救いのない話なのですがマッチ売りの少女の物語にもしも秘密があるとしたら。もしクリスチャン・アンデルセンが残酷な世界観の中で、ポジティブな何かを伝えたかったとしたら。
こう考えると少しちがう世界が見えてきます。少女は結果的にマッチが1本も売れずに死にました。
夢の中でおばあちゃんに迎えられ、幸せな最後だったかもしれませんが、それでもこの話には救いはありません。しかし、マッチ売りの少女が、実はあの大晦日の日に生還し、その後、経営者として成功し、幸せな億万長者になったとしたら。この物語にはモノが売れない悲惨さが描かれています。もしかしたらマッチ売りの少女は自分達ではないのか?そんなことすら考えてしまいます。

もしクリスチャン・アンデルセンが、マッチ売りの少女の童話を、子供たちに向けたビジネスの教科書として書いたとしたら、この物語から見えてくるものは大きく変わってゆきます。

それは「マッチ売りの少女はなぜ1本のマッチも売ることができなかったのか?」と考え始めることです。

あなたは考えてみたことがありますか?

大晦日に雪が降る中で裸足でマッチを売る少女のマッチ。そこには残念ながら商品の信頼性はありません。雪の中で裸足という姿は少女の信頼性を損ない、同時に少女の売っている商品であるマッチの信頼性も損ねています。このミスは今も多くの会社が犯しています。商品をどうみせるかだけでなく、商品を販売しているあなたや、あなたの会社をどう見せるか?商品がよくても商品は売れません。商品がよさそうでなくては誰も購入してくれません。商品をよさそうに見せるためには、商品だけではなく、販売者もよさそうに見せる必要があるのです。

売られている商品は「マッチ」です。壁にこすって火を付けていることから、1831年に開発された改良型黄燐マッチだと思われます。クリスチャン・アンデルセンがマッチ売りの少女の話を発表したのは1848年ですから、この改良型黄燐マッチが開発されてから17年が経過しています。しかし、この物語は貧乏だった彼の母親のエピソードがベースにあるとした説もあります。この場合、反対に壁にこするだけで簡単に着火できる改良型黄燐マッチは画期的な新製品だった可能性もあるのです。しかし、少女が仕入れて販売しているぐらいですから、いずれにしろ、少女だけが販売しているようなものではなさそうです。つまりライバルはたくさんいて差別化できていない状況なのだと思われます。

ではこの場合にマッチ売りの少女は何ができたのか?それは顧客へのメッセージの伝え方を変えることができたのです。そしてそもそも差別化されていない商品を抱え、そこに伝えるべきメッセージを持っていなかったのが少女のマッチが売れなかった理由です。

少女は「マッチはいりませんか?」と連呼しました。これだけではマッチは売れません。でも今も多くの会社が同じ過ちを犯しています。大企業はそれこそ何十億もかけて「マッチはいりませんか?」とテレビで連呼しているのです。

ではどうするのか?まずメッセージは明確に以下の④つが必要です。

① この製品は誰のためのものか?(ターゲット)
② 誰のどのような問題を解決できるのか?(問題解決)
③ この製品を購入することで具体的に顧客の仕事や生活はどのように変わるのか?
④ なぜ他社ではなく私から購入すべきか(ライバル・差別化)

ではマッチ売りの少女はあの日、あの時に何ができたのでしょうか?少女はおそらく1円のお金も持っていなかったはずです。マーケティング予算はゼロです。チラシ1枚配れません。

あの日、あの大晦日の夜。あの時間に雪の降る状況の中で、そしてこの製品だけで勝負するしかないのです。
さああなたならどうしますか?何ができると思いますか?

マッチ売りの少女の話は遠い昔の異国のエピソードではありません。マッチ売りの少女は御社なのかもしれません。

さああなたも本気で考えてみてください!

マッチ売りの少女が命を落とすことなく、幸せになる穴座ストーリーが始まります。
まずはあの大晦日の夜の局面を乗り越えなくてはなりません。条件は以下の通りです。

販促予算はゼロ、誰もが家路を急ぐ雪が降る大晦日の夜。製品は差別化されていないありふれたマッチ。あなたはみすぼらしい服装に裸足です。

行えることは本当にたくさんありますが、このケースで考えてみるべきことは、何でもないマッチに何らかのコンセプトを与えることです。

商品=製品+付加価値です。しかし、製品を作り変えることは困難で、マーケティング予算ゼロの少女には、包装を行うことすらできません。ここでできるのはおそらくコンセプトを与えることではないかと思います。

ここからアナザワールドヘとご案内します。

マッチ売りの少女はすぐに教会に行きます。おして神父さんにお願いをします。「マッチを一束寄付させていただきます。お願いがあります。これは私が売っているマッチです。このマッチを使う人がみんな幸せになれるように、どうかお祈りを捧げていただけませんか?」と。

マッチは神父の祈りが込められたマッチとなりました。さらにお願いを試みます。「今晩だけ聖歌隊のあの赤い靴と服と帽子を貸してもらえませんか?」と。

そして少女はできるだけ明るい街灯の下で歌を歌います。足を止めてくれた人にこう言います。

「みなさんは今年はいい年でしたか?」
「あまりいい年ではなかったよ!という方のために、お伝えしたいことがあります」
「マッチを1本だけ買ってください」
「このマッチはみなさんの来年の幸せを願い神父さまが心を込めてお祈りしてくださった特別なマッチです」
「このマッチで新年の最初のランプを灯してください」
「そうすれば来年はきっといい年になります」
「幸せのマッチはいかがですか?どこでも買えない幸せのマッチはいかがですか?」

ここまではあくまでもこの日を乗り越えるための緊急避難的な手段です。
本当の勝負はここからです。そしてクリスチャン・アンデルセンは、もしかしたらとんでもないビジネスのヒントをこのストーリーの中に残していたかもしれません。

ところでマッチ売りの少女はなぜ死んでしまったのか?空腹と寒さで眠ってしまって凍死した?いえおそらく違います。少女はおばあさんの幻を消さないためにすべてのマッチを擦りました。これがおそらく少女の死因です。

兵庫県姫路市の地場産業はマッチです。そしてこの地場産業を紹介するホームページにはこんな記載があります。

「1831年にフランスの「ソーリア」と「カメレール」によって、どこで擦っても容易に発火するマッチが開発されました。ただ、黄燐マッチは毒性が強く、殺人や自殺などに使用された事もありました。さらに、移動中の摩擦や衝撃による火災事故も頻発したため、より安全なマッチの開発が期待されていました。」

マッチ売りの少女が発表されたのが1843年です。この年号を覚えておいてください。同じホームページにはこんな情報が掲載されています。

「1850年前後から赤燐を用いたマッチの開発が、ヨーロッパ各国ですすめられていましたが、1852年、スウェーデンにあったヨンコピング社のルンドストレームがリンを含まない頭薬を点着した軸木を小箱に納め、その箱の側面に赤燐を側薬として塗布 した分離型の「安全マッチ」を発明し、特許を得ました。そして彼は1855年、純粋な 赤燐を用いた「スウェーデン式 安全マッチ」を製造し広く販売しました。これ以後、スウェーデンは世界のマッチ工業の首位となっていきました。」

引用: ガンバレ姫路のモノづくり じばさん館

もしこの日にマッチ売りの少女が生還することができたら、自ら黄燐マッチの危険性を体験したことになります。そして安全なマッチをいつか作ろうと決心したかもしれません。

そして物語はこう書き換えられていたかもしれません。 

「デンマークで開発された安全マッチは世界のマッチ工業の首位となった。このマッチを開発したのは、デンマークでマッチを売っていた少女。彼女はクリスマスや誕生日など特別な日のための特別なマッチを企画して会社を大きくした後に、その資金を安全なマッチの開発に費やし開発に成功した。億万長者となった彼女は貧しい子供たちの保護施設をいくつも作り、晩年は子供たちに囲まれ幸せな一生をおくったそうである」

マーケティングはすべての人を幸せにする力があります。

立ち上がれ!

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今日のランチはちょっとテンションが上がりました。
ここは社員食堂。こんなに規模の大きな社員食堂にひさしぶりに入りました。
いつも趣向を凝らしたランチをご用意していただいているのですがこんなサプライズはとても楽しく、またクライアントのことを深く知ることができる貴重な機会となりました。

今日はプロジェクティング研修の第3クールを実施してきました。
プロジェクトは確実に立ち上がってきています。

プロジェクティング研修は実は「研修」という名前ではありますが、これまでにない組織開発と新商品・新事業創出のアプローチだと自負しています。

数回以内に5名の各チームはパッションをもって課題=新事業・新商品創出に真剣に取り組んでくれます。「研修だからしかたなく」という空気は消えてしまいます。

「僕はこれを研修だなんて思ってません。僕はこの研修を自分のチャンスとして利用させてもらいます」これまでに何人もの参加者から言われた言葉です。

その通りプロジェクティングは経営者にとって、そしてそこで働く人たちにとって、チャンスを与えることができます。会社を変える、組織を変える、自分を変える、チャンスを与えます。会社に未来を与えるチャンスを与えます。そして社会に新たな価値を提供するチャンスを与えます。

すべてのクライアントを勝者にしたい!!それが今の私の心からの願いであり使命です。
もっともっと立ち上がれ!

2016/05/10

雨の景色

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瀬戸大橋線から撮影した雨の瀬戸内海です。
どうしてもデジカメが窓の外の水滴をターゲットだと思い込み、結局、ピントが合いませんでした。風情のある景色だったのに。笑

現在、四国滞在中です。

今週はこのまま3つの出張が接続してしまう可能性があり、最長で5泊6日のツアーになるかもしれません。

とりあえず30日間、ブログを必ず毎日更新する!という自分との約束を果たせました。笑
文章を書くことの楽しさを少し体が思いだせたような気がします。

これからは毎日!とはいかないかもしれませんが更新を続けていきたいと思います。
私のグリットはまだまだ続きます。

いざ2社目訪問へ!

2016/05/08

顧客視点を失った先にあるもの

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『かつてソニーは、エンジニア1人1人の思い入れやアイディアや遊び心を大切にしてくれました。1990年代までは会議ではお客さまをどう喜ばせるか、そんなことばかり本気で話し合っていました。しかしいつの間にかサムスンに負けた、LGの売り上げが良かったという話題ばかりになってしまった。利益や効率、コスト、、金儲けの話ばかりになってしまったんです』

出展:http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/postseven-408158/1.htm
「サポ終了のAIBO「修理工房」を運営するソニーOBの心意気」

上記は出典の記事の中のソニーOBの方の言葉を引用させてもらったものです。私もかつて同じようなことを感じたことがあります。

「森本くん、いつまでそんな甘いことを言ってるつもりなんだ」

私が働いていた会社のある役員の言葉です。

それは年度部門方針のヒアリングの時でした。
私が立てた年度部門方針を読んでその役員はその内容を「甘い」と表現されました。
その年度部門方針とは次のようなものでした。

『徹底した顧客視点に立ち差別化された商品を創出する』

結局、私の年度方針を支持してくださる別の役員の方がいて、この年度部門方針は採択されました。その後もこれは私の人生を賭けた大きなテーマとなりました。

上場と共に私がいた会社も少しだけ変わりました。利益や効率、コストが最も重要な課題と認識されることが多くなり、チャレンジングな提案には慎重になりました。それはしかたがないことだったのだと思います。

最近、ある経営者の方からこんな言葉を聞きました。

「いまうちの業界は本当に大変な状況で、とてもじゃないけどお客さまのことなんか考えてる場合じゃないんですよ」

残念ながら顧客視点を失うと未来も失います。

利益や効率、コストを志向することに何の問題もありません。
問題なのは完全にそちら側だけに傾きすぎることなんだと思います。

会社や業界が厳しい時に生き残りを賭けて全力を尽くすことは絶対です。
でもそこで顧客視点を失うと、乗り越えた先には荒野が広がることになります。

日本の会社に伝えたいことがまだまだたくさんあります。

2016/05/07

マーケティングの基礎

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横浜馬車道の本社、サテライトオフィスの周辺には隠れ家のような場所がいくつもあります。ここはゴールデンウィークでも人が押し寄せることはありません。

静かにたくさんのことを考えることができます。

さて、「私はマーケティングのマの字も知らないんですが、マーケティングの基礎を学べるよい本はありませんか?」そう聞かれることがよくあります。

難しい質問です。拙著「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」はぜひ読んでいただきたいのですが、どちらかと言えば逆説的なアプローチの実践本なので、完全に基礎を学べる本とは言い難い部分があります。

そもそも論として基礎など学ぶ必要があるのか?マーケティングの基礎とは何か?という疑問は残ります。そうした意味では拙著はマーケティングの真実を知りたい人にはお勧めできる本だと自負しています。

ここで私なりの「マーケティンの基礎」なるものを纏めてみたいと思います。

1.人はなぜ商品を購入するのか?

それは自らが抱える何らかの問題を解決したいからです。
すべての商品はお客さまの問題解決のためだけに存在します。
「商品=問題解決」これがすべての出発点です。

2.マーケティングとは何か?

書籍の中で私はマーケティングの日本語訳を「売れる・儲かる仕組みを作ること」と論じさせていただきました。

Marketing は分解すると「Marketにingする」となります。
つまり「市場」に「何らか」の働きかけをすること。
何のために?それは「お客さまから選んでいただくために」と理解してください。

3.マーケティングにおける戦略と戦術とは?

(1).どのようなターゲットに
(2).どのような問題解決策(製品やサービス)を販売するのか?
(3).ライバルのどのような弱みを突き、
(4).自社のどのような強みを生かすのか?
(5).どのように製品やサービスを差別化するのか?

上記がマーケティングにおける「基本戦略」です。

「戦術」とは主に上記の「基本戦略」の伝達の方法と、それを組み合わせた購入までのプロセスだと言えます。

例えばそれは広告、インターネット広告、DM、ホームページ、ランディングページ、メルマガ、ステップメール、ブログ、営業、チラシ、フライヤー、ポスター、SNS、書籍、パブリックリレーションズ、セミナー、体験会、紹介カードなどなどなど、その方法はたくさんあります。

いずれも、まずはお客さまに商品の存在を「認知」していただき、「興味」を持っていただき、場合によってはインターネットで「検索」していただき、購入又は利用の「欲求」をたかめていただき、最終的に「購入行動」を起していただくためのパーツとプロセスです。

戦術は新手のものから古典的なものまでさまざまです。戦術に関してはたくさんの書籍、たくさんの専門家、たくさんの業者がいます。同時に効果も年単位、月単位で変化します。
だからこそ弊社では戦術に縛られず、クライアントにとって最適な最新の戦術を選択しています。

4.仮説検証サイクル

戦略と戦術の関係性できわめて重要なことは「戦略の失敗を戦術ではカバーすることはできない」と言うことです。

例えば「学習塾のDMを、子供がいない家庭や単身者のターゲットリストに郵送した場合、いくら心理学的に且つクリエイティブに優れたDMでも反応はおそらくゼロになる」と言うことです。上記は極端な例ですがよく起こす間違いです。

マーケティングを成功させるためには、いきなり戦術に大きな経費を投下せず、小さくテストをしてみることをお勧めします。

何度も何度も仮説戦略を立てては、それを小さく検証してうまくいく成功のシナリオを発見することが重要です。これを「仮説検証サイクルを回す」と言います。

誰かの成功事例をそのままコピーすれば成功する、ということもありますが、私の経験では90%以上の事例で単にコピーしただけではうまくいきませんでした。
特に戦術だけをマネしてもほとんどのケースは失敗します。
繰り返しますが「戦略の失敗は戦術ではカバーできない」のです。

でも仮説検証サイクルを回せば必ず成功のシナリオは見つかります。必ずです。
でも戦略は10回に1回くらいしか成功しません。言い換えれば9回失敗すれば10回目には必ず成功するということです。ポイントはいい失敗をすることです。

ほとんどのケースは仮説検証サイクルを小さく回すことを知らずに資金が尽きてしまうか、又は1・2回の失敗で気力を失い仮説検証サイクルを回すことを放棄してしまいます。

5.マーケティングリーチ

ところでマーケティングのことを「調査(リサーチ)」のことだと思っている方が一定数いらっしゃいます。
またマーケティングのことを「広告」のことだと思っている方もいらっしゃいます。
いずれもマーケティングの一部に過ぎません。

ただ「調査(リサーチ)」することは成功への近道になる場合があります。
注意していただきたいのはお客さまに「どのような商品なら購入していただけますか?」とは絶対に聞かないことです。

人は自分が抱える何らかの問題を解決するために商品を購入します。
だから「何にお困りですか?」「何にお困りでしたか?」と聞いてください。

また既にご購入いただけた方からは「なぜ他社からではなく当社からご購入いただけたのですか?」と聞いてください。

マーケテンングリサーチは「雑談」の中で行うのが最も効果的な方法です。

6.実践マーケティングであなたがめざすもの「再現性の高い成功のシナリオ」

あなたがこれからマーケテンングを実践して完成させていくべきものは「再現性の高い成功のシナリオ」です。再現性の高い成功のシナリオとは、

□ どのようなお客さまに
□ どのような商品を
□ どのようなコンセプトで
□ ライバルとどのように差別化し
□ どのような方法と、どのような言葉で訴求し
□ どのような仕入先、どのような生産工程で、
□ どのような価格や納期で、
□ どこで、またどのような媒体や、告知方法で販売すれば、商品が安定的 
  に売れ続けるのか?

突き詰めると考えるべきことは上記に集約されます。今すぐに上記の「どのような」や「どこで」などの言葉をリアルな言葉に置き換えてみてください。

弊社の仕事はクライアントのために、この漠然とした「どのような」や「どこで」などの質問の答えを共に探し、再現性の高い成功のシナリオを完成させ、業績向上という実成果を上げることです。

今、「マーケティングの基礎を学びたいんですが?」という方に、私が自信を持ってお渡しできる無料の小冊子を制作しています。古典的なマーケティングの専門用語も解説したいと考えています。

ちなみに古典的なマーケティングの専門用語でも知っておくべきものは以下の5つだけです。

4P
3C
STP
SWOT
AISAS(AIDMA)

また解説させていただきます。
どうぞお楽しみに。

2016/05/06

それは進化なのか?

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中学1年生の息子です。急成長で着る服がなくなってしまった息子が私のTシャツを着て、私のアクセサリーを付けて、私の帽子をかぶってみたらこうなりました。ついこの間まで半ズボンで自転車を立ち漕ぎして全力で走っていたのに大きくなったものです。笑

話は変わりますが弊社のサービスが急速にモジュール型になってきたことを実感しています。これは成長なのかどうかは分かりませんが。

実は一時期、弊社の立ち位置が、少し分からなくなってしまったことがありました。

弊社はコンサルティング会社なのか?研修会社なのか?それとも制作会社なのか?
創業10年が立ち、おかげさまで順調に事業が推移していくにつき、反対に自分達の領域が定まらなくなってきていました。

また一時期は完全に講師の仕事をお断りしていたことがあります。

私の強みは自分の手を動かせることでした。私は特殊なセールスレターを書くことができ、デザインを行うことができ、また、ホームページも制作することができます。

それらはあくまでもクライアントと共に構築した仮説戦略を動かすためのテストマーケティングツールを作るためのもので、弊社が口だけではなく手を動かせることで、圧倒的にすばやく、また圧倒的に少ないリスクで、仮説検証サイクルを回すことができるようになりました。

ある人には「自分の手を動かすことは三流の経営コンサルタントが行うことだ」と言い放たれてしまったことがあります。しかし、その時にあることに気づくことができました。
 

僕がなりたかったもの、そしてやりたかったことは何か?僕は一流のコンサルタントをめざしていたんだっけ?

当社のサービスは現在、マルチプレイスできっかけをいただいております。
このブログもひとつのプレイスです。またこのブログで紹介していることは当社のサービスのすべてではありません。

サービスによりプレイスを使い分けているというのが実態です。
しかし、当社が提供しているサービスのめざすものはひとつです。それは「クライアントの成功」です。

そしてそのために3ステップ法などの森本式マーケティングやプロジェクティングなどの独自のメソッドがあります。

そして弊社が提供しているサービスはあるクライアントによってはコンサルティングと呼ばれ、あるクライアントでは研修と呼ばれ、あるクライアントでは戦略会議と呼ばれます。ある人は私をコンサルタントだと思い、ある人は私を講師だと思い、ある人は私をクリエーターだと思っています。

現在、当社ではコンサルティング、プロジェクティング研修、プロジェクトコンサルレィング、クリエイティブの4つのモジュールを組み合わせて提供しています。

またある分野ではほぼ完全にパッケージ化されたノウハウを完成しています。決めたことを決めた通りに実施していただければ、ほぼ確実に成果を上げることができるほぼ完成されたノウハウです。

ですが弊社がそこに選択と集中することはありません。

それは弊社のミッションにとってひとつの手段に過ぎないからです。これからも変化することを恐れず成長を続けていきたいと思います。

2016/05/05

不都合な真実とマーケティング

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研究室の豆苗(とうみょう)がわずか5日目でこんなに育ってきました。

豆苗とはえんどうまめをカイワレ大根と同じように発芽、成長させたもので、スーパーなどで100円前後で販売されています。

すごいのはβ-カロテンはブロッコリーの5.8倍、ビタミンCはほうれんそうの2.1倍、食物せんいはアスパラガスの1.7倍なんだそうです。

味は料理の腕しだいというところですが、どちらかと言えばくせがない野菜だと思います。

そして何よりも凄いのがカットした根っこからまた豆苗が再生して1週間ほどで収穫できること。そしてそのことを商品のパッケージで説明しているところです。

いわばこれはメーカーからすれば購入頻度を阻害する不都合な真実のはず。
通常で考えると衛生上の問題等を盾に使用を禁止するはずですが、豆苗は自らがその再生を推奨しています。

豆苗がライバルを別の食材に定めた追従者のゲリラ戦略、そして食材だけではなくその先にある体験(エクスペリアンス)を販売するエンターティメント戦略を狙ったものだとした時にすごく面白いマーケティング戦略だと気づきます。

ちなみにこのまま間引きをしながら育てると最後はグリーンピースが収穫できるそうです。
3回目が収穫できたら今度はパスタに入れてしてみようと思います。

2016/05/04

ブレインストーミング

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昨日は関係者を集めていただきクライアントのご自宅でブレインストーミングを行いました。

正午にご自宅に集合して美味しい鮨と銀河高原ビールをガソリンに午後7時頃までお邪魔してたくさんのお話が出来ました。

関係者全員が超多忙な方々ばかりで結果として休日の昼に集合という形になりました。
鮨と銀河高原ビールにくだりで「何だただの飲み会か?」と思われたかもしれませんが、そうではありませんでした。

その理由は会場となったクライアント宅のゲストルームには製品が鎮座していたからだと思います。へたにレストランでミーティングを行うよりも、製品が目の前にある方が(自分の子供のようにかわいいと言う)この製品の歩むべき道に関しての議論は進みます。

クライアントはいつも自分が開発したこの製品を眺めながら酒を飲み、さらなる改良点を考え続けているのだそうです。

すごいことに新たな次期販売戦略が明確化しました。

昨日は世界最大のタクシー会社にして1台のタクシーも保有していない「uber」のビジネスモデルがサブテーマになりました。(私が注目しているシェアリングエコノミーの話題がさらりとクライアントから出て来ることに驚きと喜びがありました)

総務省資料「UBERのご紹介 &シェアリングエコノミーの可能性」

なぜ世界のドライバー達がタクシー会社ではなくuberを選択したのか?それは「自分がボスでありたいから」だそうです。

このあたりに次の我々のビジネスにヒントもあるように思います。
有意義な1日でした。

2016/05/03

料理

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研究室(アトリエ)で仕事をしている時にたまに自分で料理をします。

18歳から35歳まで17年間もシングルだったこともあり、掃除、洗濯、料理は何とか生きていけるくらいにはできます。

私はいわゆる「男の料理」のようなものは作りませんし興味もありません。
あくまでも手早く作って美味しく食べられる料理をめざしています。
そんな中で最近、ちょっと興味があるのが炒め料理です。

写真の料理は「新鮮トマトとナスと不明の野菜(笑)とシーフードの赤唐辛子とオリーブオイルのピリ辛炒め」です。(そんな料理があるのかどうかは知りません)

中華とイタリアンのハイブリッドのような味になりました。笑
でも意外に美味しくできました。笑

基本的にレシピを見ずに冷蔵庫にあるものをただ炒めるだけなのですが、毎回、出来栄えが大きく(本当に大きく)変わります。火加減や塩加減はもちろん、炒め時間や具材の投入のタイミングによって。実は基本をほとんど知りません。笑

ちょっとネットで確認したりすればもっと美味しく作れる基本作法や隠し味なんかの情報は探せるとは思うのですが、きっとレシピ通りに作りはじめた時点で、最近、ちょっと楽しくなってきた「料理」という小さなイベントは、ただの「作業」になってしまい、自分にとってつまらないものになってしまうのかもしれません。仕事でも同じ側面がありますね。

これからも自分らしく試行錯誤しながら料理を楽しみたいと思います。
今日のはうまい!笑

2016/05/02

地域振興、地域創生とプロジェクティング

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いよいよ地方創生政策が本格的にスタートしました。

私は10年前まで企業の中で、新商品の開発や新事業の創出の責任者をしておりました。経験年数は約18年です。

18年のうちで約10年間は本当に悪戦苦闘の毎日でした。
何をやってもうまく行かない。それが10年間の私でした。

「なぜだめなのか?」「どこがいけないのか?」耳から煙が出るほど考え続け、試行錯誤し続けました。その結果、誕生したのが森本式マーケティングメソッドでした。

私はおそらく誰よりも長い期間、たくさんの失敗を経験したマーケッターだと思います。しかしこの失敗経験は私にとって武器に他なりません。

話を戻し、結論だけ書きますが、地域創生の進め方に関して懸念していることがあります。それは私の失敗経験がその警告を鳴らします。私が懸念しているのは、

1.補助金を受給することでメンバーの思考が停止することはないでしょうか?予算は時にメンバーの思考を停止させてしまいます。本当に自らの大切な資金を費やすのと同じだけの思慮や覚悟をもって真剣に使徒を考えらているでしょうか?申請書ありきの予算になっていませんでしょうか?予算を計画通りに使うことの方が目的化してしまうことは本当にないでしょうか?創意工夫をして1円でも節約して、その予算を他のもっとすてきなアイディアに回すことはこの仕組みの中でできるのでしょうか

2.補助金を受給することでメンバーが本来考えるべきことを外部の「プロ」に任せてしまうことは本当にないでしょうか?本当に大切なことを、「プロ」に丸投げしてしまうことは本当にないでしょうか?確かにクリエイティブの面でプロはプロの仕事をしてくれます。しかし、「プロ」は事業に魂までは入れてくれません。魂を入れるのはプロジェクトメンバーであり、「プロ」を動かすのはあくまでもメンバーであるべきなのです。「プロ」が創作したすばらしい企画書に心を奪われてしまい、メンバーの責任を放棄してしまってはいないでしょうか?

3.補助金を受給することで申請書に記載したKGIやKPIなどの目標の達成にばかり気を取られることはないでしょうか?事業は時に時間を掛けてでも着実に成功させるべき時があります。それは10年、20年と続く事業を作り上げる時です。短期の成功は本当に未来につながっているのでしょうか?あせらないことや自らの強みを捨てずにあくまでも生かし切ることは本当にできるのでしょうか?長い目で事業を育てることは本当にできるのでしょうか?

4.他所での成功事例という甘いストーリーに対して疑問を持つことはできるでしょうか?他所での成功のトレースで本当に成功できるのでしょうか?他所にはないものを我々は持っていること。実は他所が持っているものを我々が持っていないことはよくあります。本当に他所の成功事例は安全なシナリオでしょうか

5.プロジェクトメンバーに本当にオーナーシップはあるのでしょうか?そこにパッションはあるのでしょうか?グリットし続けられる信念や喜びや覚悟はあるのでしょうか?責任という言葉に萎縮して成功することではなく、失敗しないことにメンバーの気持ちが向かうことはないのでしょうか?地域の物産品をただ瓶に詰めて「プロ」がデザインしたラベルを貼って、「プロ」が作ってくれたホームページを利用してインターネットで販売しようとしていないでしょうか?もちろんこれはデフォルメした表現です。でも本当にそんな簡単なことなのでしょうか?

私は10年の試行錯誤の後に独自のマーケテンング戦略と①経費予算なし、②専任者なし、③権限なし、④天才なし、⑤期待なしで、社内から横断的に集められた5名のプロジェクトメンバーで累計100億円を超える商品群を創出した経験があります。

この方法をメソッド化してそれから10年間、さまざまな企業に導入していただき成果を上げてきました。成功率はほぼ100%です。この方法を私はプロジェクティングと名付けました。

プロジェクトをingする、プロジェクトを動かすという語源と共に、森本式マーケティング+森本式プロジェクト運営方法=プロジェクティングの意味を込めています。

プロジェクティングのメソッドの中では特に「①経費予算なし」は重要な成功の秘密となります。地域創生でも同じことだと思います。誤解がないように補足させていただければ補助金を獲得することは決して悪いことではありません。しかし、そこにはたくさんの落とし穴があります。

地域振興、地域創生のご担当者の方、ぜひ一度、私と情報交換をさせてください。
セミナーやコンサルティングを売り込むことは絶対にありません。地域創生に生かせるプロジェクティングのノウハウに関しては無償で情報をご提供させていただきます。

ご連絡はこちらからメールでお願い致します。森本にダイレクトに届きますのでご安心ください。必ずご返信致します。ぜひ現状を簡単にお聞かせください。ご連絡を心からお待ちしています。

2016/05/01

半歩前進

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林の中に佇む秘境のような静かな温泉に来ています。
新緑に囲まれた誰もいない露天風呂でじっくりと今後の戦略を練りました。
グリット(GRIT)を続けるための秘訣は、とにかく気分を変えることだと思っています。

私はとにかく仕事の場所をめまぐるしく変えます。

そこはカフェであったり、海辺の芝生の上であったり、アトリエであったり、本社やサテライトオフィスであったり、もちろんクライアントの会議室であったり、そこの屋上であったりです。

手と思考が一瞬でも動かなくなったら私はすぐに場所を変えて気分を変えて再起動を試みます。そうした意味でも私はこの仕事が合っているかもしれません。

今、私がグリット(GRIT)らしきことをしているのは、

・ 執筆・編集・動画制作・ホームページ更新・入稿まで、すべてたったひとりで実行する月刊マーケティングの発行
(表紙のデザインだけはプロのデザイナーにお願いしました) 

・ 4月8日から「森本尚樹の公式ビジネスブログ」の定期更新。
(現在は1日1本の更新を20日間以上続けられています)

・そして10年ぶりに出版用原稿の執筆も開始しました。そろそろ50ページ目を書き終わりそうです。ちなみに出版が決まった訳ではありません。

何のために?何をゴールに?そうしたことはあまり考えずに、グリット(GRIT)することを目的にグリット(GRIT)しています。予想通りちょっと大変ですが、確実にこれからもずっと自分の人生に残るものを残せているような気がします。

1日に1mm前進すれば1年で365mm前進できます。
36.5センチ。それはわずか半歩ほどに過ぎません。

でもそれは踏みだせた半歩です。0をO.5にできたということです。
半歩踏み出すことができれば僕はどこにでも行ける。
そのことをこの10年間で学びました。

さあ今日も1mm前進しよう。

2016/04/30

マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる

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サテライトオフィスのコワーキングスペースの共有本棚に拙著を置いていただきました。この本は実はちょうど10年前に出版した本です。

そして現在はアマゾンのオンデマンドパブリッシングシステムで販売を続けていただいています。ベストセラーでもない本書が10年後の今も販売していただけているなんて本当にありがたいことです。

そしてさらにありがたいことに今も読者の方から熱い新着レビューをいただけているということです。

理論本ではない 投稿日 2016/3/30
 
よくある基本概念や理論や、マーケティングとは~~などとは書かれていません。そんな本に限って実践に行うのは力のある企業しか出来ない事が載っていて「へ~」で終わってしまいそうなのですが、この本はそういったお勉強的な事ではなく、物を売ることについての基本を再確認する感じです。当たり前の事を再度勉強して、自分の会社と商品を知るいいきっかけになりました。

---- 本当にありがたい評価です。

超絶良書 投稿日 2015/1/9

近所の図書館にあったので手に取って読んでかなり良かったので、購入。物が溢れている今、競争を避け、新しくて価値あるサービスを高く売っていくという内容のビジネス書を読み漁っているが、あまり他書で触れられていない「では、実際にどのような方法で発想し、思いついた案をどのように評価するか」という点について真っ向から解説した本である。
他書でも、「どのように発想するか」という点に関して触れている本もあるが、いまいち本質をついておらず、たくさんの種類のシートにいろんなことを書いたり、複雑な考察が求められる上に、結局は閃きの才能がないと思いつかない場合が多い。
本書では非常にシンプルに書かれていて、次から次にアイディアが出てくるようなまとめかたがされている。筆者は、実際にビジネスの現場で試行錯誤しながら本質に辿りついたのだと思われる。

---- 本当にありがたい評価です。

読者の皆さま!本当にありがとうございます!出版社も私もアマゾンレビューに関しては一切の恣意的な操作をしていません。本当に読んでいただいた方からだけの評価です。
AMAZONで8件、楽天市場で3件のレビューをいただいております。

ぜひ楽天市場のレビューもお読みください。

改めて、まだ本書をお読みではない方はぜひお読みください。
私も先日、全文を読み直してみて、手前味噌ですが理論は決してまだ色褪せてはいないと思います。

こちらからご購入いただけます。

2016/04/29

ヒット商品企画開発研修

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写真は収録の時に使用しているSHUREのヘッドセットマイクです。
プロの講師ではなくプロの歌手が使用している製品です。笑

動画を用いた新たな研修プログラムの内容が固まってきました。
第1弾は「ヒット商品を創出する商品企画・商品開発オンデマンド動画研修」です。

年間を通して商品企画・開発に関する実戦ノウハウを学んでいただけるプログラムです。
専門用語は究極まで使用せずに、実際にヒット商品を創出するための実戦ノウハウを、実際に企業の中で商品企画や開発を行う方々に継続的にお届けする、ありそうでなかったプログラムです。

確かに「商品開発マニュアル」や「商品開発研修」などは本当にたくさんあります。
国立国会図書館まで行ってたくさんの文献を閲覧してきました。
しかし、それらの内容を精査させていただいた感想は「難しすぎる」ということです。
研究者でもなければ不要な専門用語ばかりが積み重ねられていて、本当にヒット商品を誕生させるために知っておくべき現場のリアルが少しも語られていない・・・というのが私の個人的な感想であり、このプログラムをまず開発しようと考えた理由です。

マニュアルやそうしたマニュアルや研修で用いられる難解なフレームを一度でも動かしてみた経験がある方はおわかりだと思いますが、どんどんと迷走を繰り返し迷宮に迷い込んでしまいませんでしたか?私はそうでした。

もちろん専門的な知識こそが重要だと思われる企業も責任者の方もいらっしゃるでしょう。でもそうではない会社や責任者の方、現場のスタッフのために、20年以上も失敗に失敗を重ねながら、試行錯誤して商品企画を行ってきた私にしか語れない(書籍でも語ることができない)リアルな実戦ノウハウをお届けしたいと思っています。

まだ開発中ですがプログラムの開発を進めるにあたり、現場の皆さまのご意見をぜひお伺いしたいと思います。

私が商品企画・商品開発の現場で働く皆さんに一番聞きたいことは「今、何に一番困っているか?」ということと「何を学びたいか?何が不足していると感じるか?」です。

ぜひメールで情報交換させてください!お待ちしています!
morimoto@lbraintrust.co.jp

2016/04/28

自制心は鍛えることができる

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今日は雨。この季節、天気がよくてサテライトオフィスで仕事をしているときは外でランチをいただきます。
(横浜にいられる貴重な時間ですから。笑)

本社やサテライトオフィスから徒歩で5分ほどの場所(ぞうの鼻公園)にちょっとした海辺の草原のような場所があり、その木陰が私のお気に入りの場所です。
食事の後で寝っころがって写した写真です。

露天で売られているたくさんのランチボックスの中から、なじみのない国の、聞いたこともないメニューをチョイス。大桟橋に停泊する客船を眺めながらのランチはまるで異国にいるような気分になります。しばらくは芝生の上で読書です。

ここしばらく目標達成に関する社会心理学の文献や書籍を大量に読んでいます。
少し傲慢な言い方ですが実は私は文献や書籍に必ずしも新たな気づきをもとめていません。

私は文献や本を読むべき時がきたら大量に購入し、必要な部分をメモしてからそのほとんどを捨ててしまいます。

どんな時期に文献や本を読むのか?と言えばそれは自らが試行錯誤を繰り返し、そして自分なりの答えらしきものを発見したタイミングで本を読みはじめます。
(ノウハウに関する書籍は別です)

森本式マーケティングも書籍化するほんの少し前に大量の類書を購入し、自分の考えたメソッドが先人たちはどのように評価又は表現しているのか?それとも誰も唱えていないか?自分のメソッドの盲点や反する理論は存在しないのか?などを探しました。
その結果が「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」になりました。

どれが自分の言葉でどれが自分の言葉ではないのか?どれが自分の実践経験で、どれが誰かからの借り物の理論なのか?それをできるだけきちんと自分で認識しておきたいと考えています。そして腹の底から自分の経験で、自分の言葉で語れるコンサルティングやプロジェクティングを行いたいと願っています。もちろんまだまだ道の途上ですが。

コロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソン教授は自制心は筋肉のように鍛えられることを実験で証明しました。

つまり「やってのける」ことは日々の鍛練で鍛えられることが示唆されている訳です。
逆説的に言えば日々の鍛練なしには自制心は養えないということにもなります。
「グリット(GRIT)」もそうですし、「継続は力なり」の格言もそうですが、「①はじめること ②続けること ③続けること ④続けること」こそがマーケティングを成功させる最善の方法であり、仮説検証とは立ち止まることではなく、回し続けながら考え修正することが重要なのではないかと今、強く考えています。

またハイディ氏は「自制心を鍛えるとすべてが向上する」とも述べています。

確かに例えば毎日、ブログを更新すると自らに約束し、それがきちんと守れるようになると、たとえば毎日、リストを磨き上げるような(これまでやらなくてはと思っていてもできなかったことも)できるようになってくるから不思議です。笑

皆さんも私と一緒に何かにグリットしてみませんか?

2016/04/27

シェアリングエコノミー(共有型経済)

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アシスタントKさんとサテライトオフィスで地域創生をテーマにした弊社の新たなサービスメニューに関して戦略を練りました。

実は本社、研究室に続き、弊社の三番目の基地として利用させていただくことにしたこのサテライトオフィスは実はコワーキングスペースです。

コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを複数の会社で共有しながら、会社や個人が、同じ場所を共有して仕事を行うスタイルのことを言います。

デスクはフリーアドレスでその日の気分で好きな場所を選んで仕事をすることができます。
食事やミーティングができるフリースペースも充実しています。

実はかなり前からコワーキングスペースのことが気になっていました。
と言うよりはシェアリングエコノミー(共有型経済)そのものがずっと気になっていました。

世界の経済はこれから確実にシェアリングエコノミー(共有型経済)へとパラダイムシフトすると私は考えています。

『人々の消費スタイルが、単独所有から共同利用へと変化しています。それは個々の生活を飛び越え、シェアリングエコノミーとして立ち上がりつつあります。 』

これは本年1月15日に設立された一般社団法人シェアリングエコノミー協会のホームページに掲載された冒頭の言葉です。

同協会のホームページによると2014年度の国内シェアリングエコノミー市場規模(サービス提供事業者の売上高ベース)は、前年度比134.7%の232億7600万円であり、その勢いは益々加速していると述べています。(データは矢野経済研究所調査)

例えば誰も住んでおらず活用されることのない空き家は総住宅数の約15%、約10000戸にのぼり、自動車の利用率は5%程度で年に20日程度しか利用されていないというデータがあるそうです。日本には眠ってしまっている様々な遊休資産があり、 それらをシェアすることで生まれる経済全体がシェアリングエコノミー(共有型経済)だと同協会は説明をしています。

先行する海外の代表的な例に世界最大のカーシェアリングサービス、「Zipcar」があります。インターネットやスマホなどを利用して会員同士で、車の貸し借りを可能にするサービスを提供しています。既に1万台の車と40万人以上の会員を有しているそうです。

過剰生産・過剰消費社会にまみれて生きてきた人々が、今、そうではないものを本気で模索しているような気がしてなりません。

私達はこれから本当に豊かであるということはどういうことなのかを真剣に考え、これからの社会のあり方や、働き方、生き方そのものを見直す時期にあるのかもしれませんね。

2016/04/26

動画

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動画を利用した研修プログラムとコンサルティングサービスを開発するための試作版の収録を研究室(アトリエ)で行いました。楽しかったです。

2014年~2015年に掛けて私が主宰する勉強会の会員向けに、音声教材と動画教材の配信を毎週1本、52本行いました。かなり大変でした。

おかげさまで撮影、編集、YOUTUBEへのアップロードなどを、たとえば15分の教材なら準備から撤収までのすべてを入れても約60分間で行えるようになりました。

すばやく収録を行うためにさまざまな工夫をしております。

例えばパワーポイントをやめて白板を用いたプレゼンテーションにしました。
参考にさせていただいたのは予備校の動画配信です。

このスタイルはとても集中力を高めることができるように、最近では講演でもスライドを使用しなくなってきました。

マイクはボーカリストが使用する高性能なヘッドセットマイクにしました。
これでスタジオのような静かな場所ではなくても、また白板に向かって図や文字を書いていてもクリアな音声を届けられるようになりました。

ライティングマシンも2セット購入することにより時間に関係なく影のない明るい動画を撮影することができるようになりました。

カメラやライトのセッティング場所も固定して準備の時間を削減することができます。

凝った動画を編集する訳ではありませんので動画編集用ソフトの設定もほぼ固定しています。こうした試行錯誤により60分間で1本の動画教材を制作できるようになりました。ちなみにまとめて収録すれば、1日に10本前後の収録も余裕でできます。

この小さなスキルを武器にオンデマンド動画(クライアント毎に撮影を行う)を用いた研修プログラムやコンサルティング手法を開発してみたいと思います。

「○○さんこんにちは!」ではじまる動画を作成してコミュニケートすることができます。

2016/04/25

イノベーション

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鴻海の買収騒動の渦中にあるシャープが蚊取分野ですごいイノベーションを仕掛けてきました。

蚊取空清ホームページ

先行販売を行ったアジア諸国では予算の2倍の販売実績を叩きだしたようです。

いよいよ日本でも先週の土曜日から発売が開始されました。

人間を死に至らしめている生物の第1位は「蚊」だそうです。(第2位は人間)
蚊に対する警戒感や蚊取に関する関心はデング熱などの流行により強くなりました。

日本では蚊の殺虫に関する歴史は古く、蚊取線香、電気式の蚊取線香へと進化して、近年は「リキッド式」の蚊取とイノベーションが進みました。現在はフマキラー、アース製薬、キンチョーなどの寡占状態が長く続いています。

そこに今回、蚊取分野ではまったくの異業種と言えるシャープがパラダイムを大きく変える新製品を投入してきました。ポイントは「薬剤を一切使わず小さな子供やペットのいる家庭などで幅広く使用できる」のという題解決とターゲット設定。

この商品が価格や効果の面で現在の殺虫剤市場を完全に駆逐するとは思えませんが、上記の通り「小さな子供やペットのいる家庭」など、現在の商品群では解決できない問題を抱えているターゲット層には訴求すると考えます。

もちろん殺虫剤分野だけでなく空気清浄分野でも差別化を実現しています。

イノベーションが起きるといつも思うのは「どうして誰も思い付かなかったんだろう」と言うことです。これまで解決できなかった問題が解決できる、ありそうでなかった商品はヒットします。

ありそうでなかった商品の企画・開発法はさまざまです。優秀な個人の能力に期待する方法から、市場要望から拾い上げるマーケットインまで。

しかし、実際には上記の方法は実に不確実です。

現在、弊社では新商品創出・新事業創出・売上向上などのイノベーションをチームで行うプロジェクティングという方法を開発して10年以上の効果の実証を経て、現在、「プロジェクティング研修」という形で日本の会社に提供しております。

プロジェクティング

詳細は2016年3月16日のプレスリリースをお読みください。
シャープさんすごいです。

シャープ、蚊取り機能搭載のプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」を発売
世界初、蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用し、薬剤を使わずに「蚊取りシート」で捕獲

シャープは、世界で初めて、蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用し、薬剤を使わずに粘着式「蚊取りシート」で捕獲する蚊取り機能を搭載したプラズマクラスター空気清浄機『蚊取空清』<FU-GK50>を発売します。

蚊による病原体の媒介が世界的に社会問題となっている中、2015年9月よりASEAN各国で先行発売している蚊取り機能搭載の空気清浄機を新たに『蚊取空清』の愛称で国内向けに発売します。

本機は、360nmを含む紫外線を発光するUVライトを搭載したほか、本体色にブラック色を採用し複数の小窓を施すなど、蚊が好む環境を作ることで蚊を呼び寄せます。近づいた蚊は空気清浄する際の気流で吸い込まれ、粘着式「蚊取りシート」で捕獲されます。薬剤を一切使わないので、小さなお子様やお年寄り、ペットのいるご家庭などで幅広く使用できます。

また、空気清浄機としても高性能で、遠くのホコリも引き寄せる「スピード循環気流」や、「静電HEPAフィルター」など3つのフィルターでしっかり集じん・脱臭します。
 さらに、春や秋の花粉の季節に役立つ「花粉運転」や睡眠に適した「おやすみ運転」を搭載しているほか、浮遊ウイルスの作用を抑制し、フィルターだけでは対応できないタバコの付着臭をプラズマクラスターイオンで消臭します。

品名:プラズマクラスター空気清浄機
愛称:蚊取空清
形名:FU-GK50
高濃度プラズマクラスター プラズマクラスター7000
希望小売価格:オープン
発売日:4月23日
月産台数:3,000台

2016/04/24

シマトネリコ

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アトリエのシマトネリコが復活しました!

鉢植えのまま僕の身長と同じくらいの高さまで生い茂っていたシマトネリコでしたが、今年の冬に突然、葉がすべて黒く変色して落葉してしまいました。

調べてみると鉢に成長した根が収まりきらず起こる現象だそうです。
気がついてあげれなくてかわいそうなことをしました。

鉢替えをしなくてはいけませんが時期的にはNGとあり、応急処置として土を落とさずひと回りだけ大きな鉢に移し替えてからインターネットの情報を参考に枝をすべて剪定しました。

ほとんどまる裸になってしまったシマトネリコでしたが春が来て枝から一斉に青々とした新芽が生えてきました。

もう少し暖かくなったら本格的に植え替えをしようと思います。
シマトネリコの生命力に勇気が与えられます。

頑張って仕事します。

2016/04/23

フレンチプレスコーヒー

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今日は午前中、アトリエで事務処理をしています。
最近、アトリエにいる時だけですがコーヒーはすべてフレンチプレスで淹れています。

フレンチプレスは写真のような器具で、簡単に言えば挽いた豆を入れて、お湯を注いで3~4分たったらプランジャーを下げてコーヒーを抽出するだけの超簡単な装置です。

プランジャーには金属フィルターが付いているので紙フィルターなどは使用しません。紙フィルターで淹れた時と比べて濁った感じの色に抽出されます。

実は私はコーヒーにこだわりやうんちくがある訳ではありません。
また味が分かる訳でも全然ありません。

でも今、このフレンチプレスで淹れたコーヒーは自分にとても合っているようです。そういうものなのかどうかは分かりませんが、自分的には苦味が少なく、ほのかな甘みやうまみさえも感じることができる美味しいコーヒーが淹れられます。

簡単に言えば単純に自分の好みに合った味のコーヒーだということなのですが。

かつて私はスターバックスコーヒーのヘビーユーザーでした。

自宅で飲む豆はもちろん、会社で飲むインスタントコーヒーさえもスタバのものを購入していました。このフレンチプレスの器具スタバの店員さんに勧めていただき購入したものです。

ところが数年前に突然、スタバの美味しさがまったく分からなくなってしまいました。
もちろん自分的にですが。

最近、ひさしぶりにスタバに行きましたが、あいかわらずだめでした。
店の雰囲気や調度類も、店員さんの卓越した接遇もあいかわらずすばらしいと思いましたが、でもやはり自分的にはもう美味しいコーヒーではありませんでした。

この感覚は実は約20年前に感じたことがあります。
出張先のシアトルで「スターバックスコーヒー」を飲んだ時にも同じように思っていたのです。

「美味しくない」

いずれにしろ自分にはきっと"本物のコーヒーの味"は分からないんだとその時に思いました。

その後、スタバが日本に上陸して、私がいつからかスターバックスのコーヒーが大好きになったのかは分かりませんが、保温できるタンブラーにいつもスタバのコーヒーを入れて持ち歩くくらい好きになっていました。

スタバが掛けた魔法が解けたのか?私の味覚が変化してしまったのか?

答えはありませんね、それは自分の感情なのだから。
とりあえずフレンチプレスコーヒーが美味しくてちょっと幸せな朝です。

スターバックス 2010年10月16日ブログではスタバのヘビーユーザーぶりが分かります。

2016/04/22

【お知らせ】 森本尚樹への講演・研修のご依頼に関して

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商工会議所などの公益団体からの講演依頼に関しては、できるだけ予算の範囲の中で実施させていただきますのでお気軽にお問合せください。

企業さまからの講演依頼及び研修のお問い合わせに関しても、ご要望の内容や期間及び期待する成果などと合わせてご予算もお聞かせください。

お問い合わせはこちらから
講演依頼に関するよくある質問と回答はこちらか
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成果をだせる人

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Angela Duckworth 「GRIT」 が海の向こうからようやく到着しました。
サブタイトルは「THE POWER of PASSION and PERSEVERANCE」

頑張って読み進めたいと思います。

さてここからは私自身の経験ですが、成果をだせない人には一定の特徴があります。

クライアントに成果をだしていただくためには、訪問と訪問までの間の30日間に、いかに決めたことを前進していただけるかが完全なる鍵となります。

実はあまりにも考えすぎてしまうタイプの方、情報に敏感すぎるタイプの方、第三者の意見にあまりにも左右されやすいタイプの方は成果をだせません。

このタイプの方は30日間のどこかで、実行しようと決めたことに疑問を持ってしまい、すべてをフリーズさせてしまいます。

もちろん考え続けること、人の意見に耳を傾けること、最新の情報を収集することが悪い訳ではありません。

問題なのはすぐに「フリーズ」してしまうクセの方なのです。

成果をだす人はとにかく決めたことを遂行してくれます。
動きながら考えていただけます。

まず決めたことがひと通り終わるまで(つまり仮説検証の検証ができるまで)は軌道修正さえもしません。

第三者のネガティブな意見は実はモチベーションを破壊するものすごい負のパワーがあります。これを跳ねのけるのは尋常ではない気力が必要ですが、成果をだせる人はそれができます。

小さな行動にさえも期限を切る人も実は成果をだせません。

たとえば数時間で終わる仕事でも今週中に、今月中に、と期限を切る人は結局は今週中にも、今月中にもやれません。

成果をだす人は期限を切るよりもまずやってしまえる人です。
やってから「こんなのを作ってみたんですけど」と言える人です。

「本当にこんな方法でうまく行くんでしょうか?」
こんな質問をする人も成果をだせません。

行動に根拠のない不安を感じる人は成果をだせません。
行動がむだになることを必要以上に恐れる人も成果をだせません。
何でも人のせいにする人も成果をだせません。

成果をだす人は「本当にこんな方法でうまく行くんでしょうか?」という言葉は絶対に使いません。さらに言えば誰もその答えを知らないとこうことを理解しています。

成果をだす人はすべての行動がいずれ何かに繋がることを信じています。
そしてそれは事実、その通りですし、何かに繋げることができる人が成果をだします。

たとえ私が助言したことでも決定したのは自分なんだという自己責任意識が強くあります。
成果をだす人は不安を感じることがあっても、それを口にすることはまずありません。
弱音も吐きません。弱音が無意味なことを知っているからです。

成果をだせない人は60秒あればできることでもそれをその場では実行しようとしません。
成果をだす人は60秒でできることすぐに実行して、その成果を積み上げて、最終的にとんでもない実績を作り上げみせてくれます。

成果がだせない人は行動にステップを設定します。ステップをふまないと次に進めません。ステップをふんでも期待した結果がえられないと次に進めなくなります。そしてほとんどの場合、そんなに簡単には期待した答えなど獲得できませんからフリーズすることになります。

成果をだす人はステップをマルチ化できています。ひとつのルートが潰れても同時に次のルートがちゃんと繋がるように心がけていらっしゃいます。

結局的には『すぐやる人、そしてやりはじめたらやり続けることができる人』だけが成果をだせているのではないかと思います。

これからグリットをサポートする仕組みを作り上げたいと思います。

2016/04/21

3月のスケジュール

Kite

写真は先日の出張帰りの羽田空港の屋上デッキから撮影したものです。

その日は土曜日だったためにレストランがすごい人で、天気もよかったので空弁(若狭の浜焼き鯖寿司)を購入してひとりで屋上デッキで飛行機のテイクオフを見ながらいただきました。めちゃくちゃ美味しかったです。

あまり見たことがない飛行機の後姿があまりにもかわいくてシャッターを切りました。

3月は毎週のように飛行機に乗っていました。スケジューリングに失敗して完全にオーバーフロー気味でしたがおかげさまで乗り切りました。

ところが4月も同じようなスケジュールになりつつあります。

3月は実働22日しかないのに22ブロックの業務が入っていました。
当然、1ブロックが1日で終わるとは限らず、また出張は移動に前後日を奪われることも多いため休日が犠牲になりがちでした。

あいかわらずの労働集約型ですが、皆さまからお引き立ていただいていることは本当に幸せなことです。また80%以上がレギュラーであることも本当にありがたいことです。(下記でSマークがあるもの以外はすべてレギュラーです)

3月はざっとこんな感じでした。

A社定期訪問+プロジェクティング(1チーム5名)
ベンチマーク研修講演+懇親会(with 株式会社エイトワン大藪崇氏)【出張】<S>
公益団体講演+懇親会【出張】<S>
B社定期訪問+懇親会
A社プロジェクティング(2チーム10名)
C社ファシリテーター研修+懇親会【出張】
D社プロジェクティング(5チーム25名)【出張】
E社定期訪問【出張】
F社コンサルティング【出張】
G社プロジェクティング(2チーム10名)【出張】
月刊マーケティング3月号本誌執筆&編集(atアトリエ)
医療専門誌監修及び本誌編集(H社)(atサテライト)
I社プロジェクティング(1チーム5名)【出張】
J社プロジェクトコンサルティング(1チーム5名)【出張】
K定期訪問【日帰出張】
愛媛マーケティングアカデミー講演+懇親会【出張】
L社コンサルティング
M社定期訪問【出張】
月刊マーケティング動画収録・編集(atアトリエ)
当社経営会議(at本社)
N社面談コンサルティング(at本社) <SPT>
A社、F社、D社、L社マーケティングツール制作、O社・P社プロジェクティングに関する提案書作成<S>(atアトリエ&サテライト)

ありがとうございました!
書きだしてみるとまだまだやれそうな気がしてきました。笑

クライアントのために次に私が行うべきこととは?

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今日は終日、古くからのクライアントのご自宅をご訪問してセッションを行わせていただきました。

成功者に共通して感じるのはそのエネルギーの強さです。

そのエネルギー量を目の当たりにすると、内なるミッションなどではなく、天から与えられた使命の中で動かされているのではないのかとすら感じることがあります。

時にそれはご自身にとっては本当は辛いことなのではないのだろうか?とさえ思うこともありますが、どうもそれは違うようです。

クライアントが生みだしたものは世界を変えました。
微力ながら世界を変えるお手伝いをさせていただきました。
そして私の人生にも少なからぬ影響を与えていただきました。

そして今、クライアントのために次に私が行うべきことが何なのかを考え続けています。
それはさらなる成功なのか?それともまったく別のものなのか?

2016/04/20

ブログの更新を再開した理由

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今日はひさしぶりに研究所(アトリエ)で遅くまで仕事をしています。
今、何をしているかと言えばYOUTUBEへの動画のアップロード待ちです。
オンデマンド動画の収録、映像の編集を終えて最終段階です。

オンデマンド動画による研修に関してはまた改めてご紹介させていただきます。

この10日ほど、ほぼ毎日、ブログを更新させていただいております。
ブログはここ数年、1年に1~2本しか書いていませんでした。
ではなぜこんなペースで書き始めたのか?

今、このブログは誰のためでもなく自分のために書いています。
それは私の会社や私のビジネスのためでもありません。
まったく森本個人のためだけに書いています。

もちろん皆さまの何かのお役に立てれば本当にうれしいと思っています。

この何年か、私は純粋に自分のために1行の文章も書いてこなかったような気がします。

たとえばこのブログも初期は自分のためだけに書いていました。
書くのが本当に楽しかった。

たとえば私の著書「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」は自分のために書きました。本当に燃え上がりそうな情熱の中で書き続けたような気がします。書き終わった安堵感よりもはるかに寂しさを感じるほど書くことが楽しかった。

それをさらに出版社の編集者の方々のお力で商品にまで昇華していただきました。
皆さまにもお届けすることができ、たくさんの感動の言葉をいただきました。

しかしこの数年、私は私のために文章を書く機会がありませんでした。

正直に言えばこの何年か、私はだんだんと文章を書くのが苦痛になってきていました。
文章を書くということが自分にとって(仕事上の武器だと言うこと以外に)何だったのかも分からなくなってきていました。

実はもうずいぶんとこのことに苦しんでいました。

そんなある日、調査のために検索していた時に自分のこのブログが上位に表示されたことがあります。ました。自分のブログを読むのは本当に1年ぶりくらいだったかもしれません。

クリックしてその記事を読みました。自画自賛で申し訳ありませんが面白かったです。
ほとんどすべての記事を読みました。面白かったです。

ほとんどの記事は自分のために書きましたから面白いのはあたりまえです。
そしてその日から僕はブログの新規投稿を再開しました。

書きたいことを書く、何の戦略も、何の期待もなく、書きたいことを書く。
僕の書きたいことはやっぱりマーケティングについてです。
誰かの力になるための記事を書くことも自分のためです。

そして本当に誰かのお役に立てればうれしい。本当にうれしい。

おかげさまで今、また書くことの楽しさを思いだしてきました。
伝えることの楽しさを思いだしてきました。

私のこの稚拙なブログをいつもお読みいただき本当にありがとうございます。

専門用語を用いないマーケティングセミナー

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私のマーケティングセミナーにご参加された方はご存じだと思いますが冒頭で「専門用語は使いません」と宣言します。

専門用語は魔法の呪文です。専門用語を使用すれば自分がステップアップしたような感じがします。専門用語を使用すれば戦略思考ができていて、戦略がちゃんと動いているように感じます。

専門用語は魔法の呪文です。それは自分を騙す呪文です。専門用語を使用することにより感じる上記のような感情はすべてフェイクだと思っています。

事実、専門用語をまったく使用せずにマーケティングのセミナーを行えるようになるまで、やはり努力と時間が必要でした。言葉をすべて自分の言葉に置き換えるためにはより深い理解が必要でした。

しかし誤解のないように言えば専門用語には興味をもっていただきたいと思います。
専門用語を自分の言葉で完全に語れるようにひとつひとつを深く考えてみてください。
それはすばらしい学びになると思います。

そして実は最新の専門用語もその本質はごく「あたりまえ」のことだったりします。

さて、私が気になっている専門用語として「グリット」がありますが、これはそのまま「グリットする」という造語を作り、そのままお伝えさせていただいております。

これに関連して最近、ちょっと気になっている専門用語はKGIとKPIです。
知っている方は今さら感のある用語であり、知らない人も意味を聞くと「そんなのあたりまえのことじゃん」と思い、コンサルタントなんかが使用すると専門家感を醸し出される言葉です。

KGIは キー ゴール インジケーター
KPIは キー パフォーマンス インジケーター

の頭文字だそうです。
(何も調べずに書いているので詳しくしりたい方は改めてネットで検索してみてください)

キーは「重要」、ゴールは「達成目標」、パフォーマンスは「行動」、インジケーターは「指標」です。
(パフォーマンスの定義(訳)には諸説あります)

つまりKGIは「重要達成目標指標」
KPIは「重要行動指標」

となります。

「1か月で3000円を貯金しよう」がKGIです。
指標な訳ですから3000円貯金できなければ目標が達成できていないと評価できます。

目標があればそれを達成しようと頑張る訳ですが、目標達成のためにはパフォーマンス、つまり行動が必要です。

「毎日10円づつ貯金しよう」
「そのためにコーヒーは10円安いあっちの店で飲むようにしよう」
「10日に1回、10日間で300円貯まったかどうかを確認しよう」
「もし貯まっていなかったらその日はコーヒーを飲むのをやめて不足分を貯金しよう」
これがKPIです。

KGI  ← ①KPI ②KPI ③KPI ・・・・となる訳です。
あなたはこのシナリオに無理がないように戦略と戦術が立てられていますか?
そもそもKGIがありますか?KPIを満たすことでKGIが完結できるような無理のない関連性が構築できていますか?

言葉は難しいですがその本質はごくごくごく基本的なことです。

KGIやKPIという言葉なんか覚えなくてもいいです。
いつか必要が生じて誰かに何度も聞かされているうちに覚えるでしょう。

そして私が言いたいことはKGIやKPIの重要性などではなく、その本質を何度も何度も考えてみることの重要性です。

どんなに権威ある理論でも、どんなに有名企業が導入した、どんなにどこかの誰かがこ成果を出したと聞いても、まずは自分の頭で疑ってみることです。(私の主張ももちろん疑ってください)

自分の頭で考え、自分で自分の腑に落ちるまで。
ショートカットをしようなんて考えないで失敗から学んでください。
失敗するということは行動したと言うことです。

KGIもKPIもあたりまえで重要なことですが、今日、このブログで伝えたかったことはそちらの方です。

皆さんのお仕事の成功を心からお祈りしています。

頑張れ

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写真は本社・サテライトオフィスの近くにある巨大な倉庫をリノベーションした隠れ家のようなカフェです。
誰もここにカフェがあるとは気付かないような場所にあります。
テラス席の目の前は海に繋がる運河というロケーションです。

ここは打ち合わせや気分転換に頻繁に使わせていただいております。
昨日もここで打ち合わせを行いました。

本日は終日、研究室(アトリエ)の方でコンテンツ制作とオンデマンド動画研修の収録を行います。

さて先日、「では皆さん頑張りましょう」とプロジェクトを締めようとしたら、リーダーの方が申し訳なさそうに、
「森本さん、すいません。当社では頑張れ、とか頑張ろうという言葉は禁止にしたんです」と言われてしまいました。少し驚きました。

それから調べてみたら確かにそうなんですね。知りませんでした。

特に病気や鬱病の方、震災などで被災された方にとっては「頑張れ」というのが禁句だと言うのが常識のようです。

頑張れと言う言葉は人を追い込んでしまう可能性がある言葉として再定義されはじめているようです。
これからはその言葉の使用に注意しなくてはなりませんね。

「頑張れ」

私が社会人になってから受け取った父からの手紙の最後には、いつも「頑張れ」と達筆の力強い字で書いてありました。
その「頑張れ」の字からは厳しさを感じたことは一度もありません。

私の父は逞しく男らしく寡黙で、でも本当に優しい父でした。

力強いその字からはいつも父からの優しく力強い「応援してるよ」というメッセージが伝わってきました。

それはまさに父の人生がそうであったように、毎日を誠実に生きていくことに対する「応援」であり、悲しいことや困難に対しても、それでも立ち上がり前を向いて生きていくいくことに対する「応援」だったと思っています。

私にとって「頑張れ」はこれからも特別で大切な言葉です。

「頑張れ」

Photo

漁港にて 2008.06.18
父 2009.07.23

2016/04/19

熊本地震

このブログにもログが残っていますがあの日、私は出張先の仙台駅で被災して2夜3日間を仙台市内の小学校の廊下で過ごしました。

避難所では3日間でミネラルウォーター2本と小さなパン1個と、わかめごはん1パックとインスタントラーメンをいただきました。本当にありがたかったです。

でも避難所ではおむつがなくなて困っているお母さんや、お腹を空かして泣いているお子さんもいました。

今朝、テレビで「のみみずをください」と校庭に椅子をならべて訴えるメッセージを見ました。救援物資がまったく届いていないところがあると報道されていました。

あの時もそうでしたが何かをしたい、何かをしなければと思いながらも、結局は寄付をすることくらいしかできませんでした。

その寄付も本当に自分が届けたいところにちゃんと届いているのかと考えると、いてもたってもいられない気持ちになりました。

でもそうではないですね。どんなことでも、たとえ自分で届けたいところに届けられなくても、それはどこかで誰かの善意とつながっていくのでしょう。そして本当に届けたい人に、届けたいものが届くのでしょう。評論していても何も動きません。

考えてないでできることをしたいと思います。
祈ります。大切な人の無事を祈る方の心と共に、無事を祈り、無事を信じたいと思います。

そして、もしかしたら今ではなく、いつかまた、私にしかできない貢献を行わせていただけるチャンスが訪れるのだと思います。

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