地域振興、地域創生とプロジェクティング

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いよいよ地方創生政策が本格的にスタートしました。

私は10年前まで企業の中で、新商品の開発や新事業の創出の責任者をしておりました。経験年数は約18年です。

18年のうちで約10年間は本当に悪戦苦闘の毎日でした。
何をやってもうまく行かない。それが10年間の私でした。

「なぜだめなのか?」「どこがいけないのか?」耳から煙が出るほど考え続け、試行錯誤し続けました。その結果、誕生したのが森本式マーケティングメソッドでした。

私はおそらく誰よりも長い期間、たくさんの失敗を経験したマーケッターだと思います。しかしこの失敗経験は私にとって武器に他なりません。

話を戻し、結論だけ書きますが、地域創生の進め方に関して懸念していることがあります。それは私の失敗経験がその警告を鳴らします。私が懸念しているのは、

1.補助金を受給することでメンバーの思考が停止することはないでしょうか?予算は時にメンバーの思考を停止させてしまいます。本当に自らの大切な資金を費やすのと同じだけの思慮や覚悟をもって真剣に使徒を考えらているでしょうか?申請書ありきの予算になっていませんでしょうか?予算を計画通りに使うことの方が目的化してしまうことは本当にないでしょうか?創意工夫をして1円でも節約して、その予算を他のもっとすてきなアイディアに回すことはこの仕組みの中でできるのでしょうか

2.補助金を受給することでメンバーが本来考えるべきことを外部の「プロ」に任せてしまうことは本当にないでしょうか?本当に大切なことを、「プロ」に丸投げしてしまうことは本当にないでしょうか?確かにクリエイティブの面でプロはプロの仕事をしてくれます。しかし、「プロ」は事業に魂までは入れてくれません。魂を入れるのはプロジェクトメンバーであり、「プロ」を動かすのはあくまでもメンバーであるべきなのです。「プロ」が創作したすばらしい企画書に心を奪われてしまい、メンバーの責任を放棄してしまってはいないでしょうか?

3.補助金を受給することで申請書に記載したKGIやKPIなどの目標の達成にばかり気を取られることはないでしょうか?事業は時に時間を掛けてでも着実に成功させるべき時があります。それは10年、20年と続く事業を作り上げる時です。短期の成功は本当に未来につながっているのでしょうか?あせらないことや自らの強みを捨てずにあくまでも生かし切ることは本当にできるのでしょうか?長い目で事業を育てることは本当にできるのでしょうか?

4.他所での成功事例という甘いストーリーに対して疑問を持つことはできるでしょうか?他所での成功のトレースで本当に成功できるのでしょうか?他所にはないものを我々は持っていること。実は他所が持っているものを我々が持っていないことはよくあります。本当に他所の成功事例は安全なシナリオでしょうか

5.プロジェクトメンバーに本当にオーナーシップはあるのでしょうか?そこにパッションはあるのでしょうか?グリットし続けられる信念や喜びや覚悟はあるのでしょうか?責任という言葉に萎縮して成功することではなく、失敗しないことにメンバーの気持ちが向かうことはないのでしょうか?地域の物産品をただ瓶に詰めて「プロ」がデザインしたラベルを貼って、「プロ」が作ってくれたホームページを利用してインターネットで販売しようとしていないでしょうか?もちろんこれはデフォルメした表現です。でも本当にそんな簡単なことなのでしょうか?

私は10年の試行錯誤の後に独自のマーケテンング戦略と①経費予算なし、②専任者なし、③権限なし、④天才なし、⑤期待なしで、社内から横断的に集められた5名のプロジェクトメンバーで累計100億円を超える商品群を創出した経験があります。

この方法をメソッド化してそれから10年間、さまざまな企業に導入していただき成果を上げてきました。成功率はほぼ100%です。この方法を私はプロジェクティングと名付けました。

プロジェクトをingする、プロジェクトを動かすという語源と共に、森本式マーケティング+森本式プロジェクト運営方法=プロジェクティングの意味を込めています。

プロジェクティングのメソッドの中では特に「①経費予算なし」は重要な成功の秘密となります。地域創生でも同じことだと思います。誤解がないように補足させていただければ補助金を獲得することは決して悪いことではありません。しかし、そこにはたくさんの落とし穴があります。

地域振興、地域創生のご担当者の方、ぜひ一度、私と情報交換をさせてください。
セミナーやコンサルティングを売り込むことは絶対にありません。地域創生に生かせるプロジェクティングのノウハウに関しては無償で情報をご提供させていただきます。

ご連絡はこちらからメールでお願い致します。森本にダイレクトに届きますのでご安心ください。必ずご返信致します。ぜひ現状を簡単にお聞かせください。ご連絡を心からお待ちしています。

半歩前進

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林の中に佇む秘境のような静かな温泉に来ています。
新緑に囲まれた誰もいない露天風呂でじっくりと今後の戦略を練りました。
グリット(GRIT)を続けるための秘訣は、とにかく気分を変えることだと思っています。

私はとにかく仕事の場所をめまぐるしく変えます。

そこはカフェであったり、海辺の芝生の上であったり、アトリエであったり、本社やサテライトオフィスであったり、もちろんクライアントの会議室であったり、そこの屋上であったりです。

手と思考が一瞬でも動かなくなったら私はすぐに場所を変えて気分を変えて再起動を試みます。そうした意味でも私はこの仕事が合っているかもしれません。

今、私がグリット(GRIT)らしきことをしているのは、

・ 執筆・編集・動画制作・ホームページ更新・入稿まで、すべてたったひとりで実行する月刊マーケティングの発行
(表紙のデザインだけはプロのデザイナーにお願いしました) 

・ 4月8日から「森本尚樹の公式ビジネスブログ」の定期更新。
(現在は1日1本の更新を20日間以上続けられています)

・そして10年ぶりに出版用原稿の執筆も開始しました。そろそろ50ページ目を書き終わりそうです。ちなみに出版が決まった訳ではありません。

何のために?何をゴールに?そうしたことはあまり考えずに、グリット(GRIT)することを目的にグリット(GRIT)しています。予想通りちょっと大変ですが、確実にこれからもずっと自分の人生に残るものを残せているような気がします。

1日に1mm前進すれば1年で365mm前進できます。
36.5センチ。それはわずか半歩ほどに過ぎません。

でもそれは踏みだせた半歩です。0をO.5にできたということです。
半歩踏み出すことができれば僕はどこにでも行ける。
そのことをこの10年間で学びました。

さあ今日も1mm前進しよう。

自制心は鍛えることができる

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今日は雨。この季節、天気がよくてサテライトオフィスで仕事をしているときは外でランチをいただきます。
(横浜にいられる貴重な時間ですから。笑)

本社やサテライトオフィスから徒歩で5分ほどの場所(ぞうの鼻公園)にちょっとした海辺の草原のような場所があり、その木陰が私のお気に入りの場所です。
食事の後で寝っころがって写した写真です。

露天で売られているたくさんのランチボックスの中から、なじみのない国の、聞いたこともないメニューをチョイス。大桟橋に停泊する客船を眺めながらのランチはまるで異国にいるような気分になります。しばらくは芝生の上で読書です。

ここしばらく目標達成に関する社会心理学の文献や書籍を大量に読んでいます。
少し傲慢な言い方ですが実は私は文献や書籍に必ずしも新たな気づきをもとめていません。

私は文献や本を読むべき時がきたら大量に購入し、必要な部分をメモしてからそのほとんどを捨ててしまいます。

どんな時期に文献や本を読むのか?と言えばそれは自らが試行錯誤を繰り返し、そして自分なりの答えらしきものを発見したタイミングで本を読みはじめます。
(ノウハウに関する書籍は別です)

森本式マーケティングも書籍化するほんの少し前に大量の類書を購入し、自分の考えたメソッドが先人たちはどのように評価又は表現しているのか?それとも誰も唱えていないか?自分のメソッドの盲点や反する理論は存在しないのか?などを探しました。
その結果が「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」になりました。

どれが自分の言葉でどれが自分の言葉ではないのか?どれが自分の実践経験で、どれが誰かからの借り物の理論なのか?それをできるだけきちんと自分で認識しておきたいと考えています。そして腹の底から自分の経験で、自分の言葉で語れるコンサルティングやプロジェクティングを行いたいと願っています。もちろんまだまだ道の途上ですが。

コロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソン教授は自制心は筋肉のように鍛えられることを実験で証明しました。

つまり「やってのける」ことは日々の鍛練で鍛えられることが示唆されている訳です。
逆説的に言えば日々の鍛練なしには自制心は養えないということにもなります。
「グリット(GRIT)」もそうですし、「継続は力なり」の格言もそうですが、「①はじめること ②続けること ③続けること ④続けること」こそがマーケティングを成功させる最善の方法であり、仮説検証とは立ち止まることではなく、回し続けながら考え修正することが重要なのではないかと今、強く考えています。

またハイディ氏は「自制心を鍛えるとすべてが向上する」とも述べています。

確かに例えば毎日、ブログを更新すると自らに約束し、それがきちんと守れるようになると、たとえば毎日、リストを磨き上げるような(これまでやらなくてはと思っていてもできなかったことも)できるようになってくるから不思議です。笑

皆さんも私と一緒に何かにグリットしてみませんか?

成果をだせる人

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Angela Duckworth 「GRIT」 が海の向こうからようやく到着しました。
サブタイトルは「THE POWER of PASSION and PERSEVERANCE」

頑張って読み進めたいと思います。

さてここからは私自身の経験ですが、成果をだせない人には一定の特徴があります。

クライアントに成果をだしていただくためには、訪問と訪問までの間の30日間に、いかに決めたことを前進していただけるかが完全なる鍵となります。

実はあまりにも考えすぎてしまうタイプの方、情報に敏感すぎるタイプの方、第三者の意見にあまりにも左右されやすいタイプの方は成果をだせません。

このタイプの方は30日間のどこかで、実行しようと決めたことに疑問を持ってしまい、すべてをフリーズさせてしまいます。

もちろん考え続けること、人の意見に耳を傾けること、最新の情報を収集することが悪い訳ではありません。

問題なのはすぐに「フリーズ」してしまうクセの方なのです。

成果をだす人はとにかく決めたことを遂行してくれます。
動きながら考えていただけます。

まず決めたことがひと通り終わるまで(つまり仮説検証の検証ができるまで)は軌道修正さえもしません。

第三者のネガティブな意見は実はモチベーションを破壊するものすごい負のパワーがあります。これを跳ねのけるのは尋常ではない気力が必要ですが、成果をだせる人はそれができます。

小さな行動にさえも期限を切る人も実は成果をだせません。

たとえば数時間で終わる仕事でも今週中に、今月中に、と期限を切る人は結局は今週中にも、今月中にもやれません。

成果をだす人は期限を切るよりもまずやってしまえる人です。
やってから「こんなのを作ってみたんですけど」と言える人です。

「本当にこんな方法でうまく行くんでしょうか?」
こんな質問をする人も成果をだせません。

行動に根拠のない不安を感じる人は成果をだせません。
行動がむだになることを必要以上に恐れる人も成果をだせません。
何でも人のせいにする人も成果をだせません。

成果をだす人は「本当にこんな方法でうまく行くんでしょうか?」という言葉は絶対に使いません。さらに言えば誰もその答えを知らないとこうことを理解しています。

成果をだす人はすべての行動がいずれ何かに繋がることを信じています。
そしてそれは事実、その通りですし、何かに繋げることができる人が成果をだします。

たとえ私が助言したことでも決定したのは自分なんだという自己責任意識が強くあります。
成果をだす人は不安を感じることがあっても、それを口にすることはまずありません。
弱音も吐きません。弱音が無意味なことを知っているからです。

成果をだせない人は60秒あればできることでもそれをその場では実行しようとしません。
成果をだす人は60秒でできることすぐに実行して、その成果を積み上げて、最終的にとんでもない実績を作り上げみせてくれます。

成果がだせない人は行動にステップを設定します。ステップをふまないと次に進めません。ステップをふんでも期待した結果がえられないと次に進めなくなります。そしてほとんどの場合、そんなに簡単には期待した答えなど獲得できませんからフリーズすることになります。

成果をだす人はステップをマルチ化できています。ひとつのルートが潰れても同時に次のルートがちゃんと繋がるように心がけていらっしゃいます。

結局的には『すぐやる人、そしてやりはじめたらやり続けることができる人』だけが成果をだせているのではないかと思います。

これからグリットをサポートする仕組みを作り上げたいと思います。

専門用語を用いないマーケティングセミナー

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私のマーケティングセミナーにご参加された方はご存じだと思いますが冒頭で「専門用語は使いません」と宣言します。

専門用語は魔法の呪文です。専門用語を使用すれば自分がステップアップしたような感じがします。専門用語を使用すれば戦略思考ができていて、戦略がちゃんと動いているように感じます。

専門用語は魔法の呪文です。それは自分を騙す呪文です。専門用語を使用することにより感じる上記のような感情はすべてフェイクだと思っています。

事実、専門用語をまったく使用せずにマーケティングのセミナーを行えるようになるまで、やはり努力と時間が必要でした。言葉をすべて自分の言葉に置き換えるためにはより深い理解が必要でした。

しかし誤解のないように言えば専門用語には興味をもっていただきたいと思います。
専門用語を自分の言葉で完全に語れるようにひとつひとつを深く考えてみてください。
それはすばらしい学びになると思います。

そして実は最新の専門用語もその本質はごく「あたりまえ」のことだったりします。

さて、私が気になっている専門用語として「グリット」がありますが、これはそのまま「グリットする」という造語を作り、そのままお伝えさせていただいております。

これに関連して最近、ちょっと気になっている専門用語はKGIとKPIです。
知っている方は今さら感のある用語であり、知らない人も意味を聞くと「そんなのあたりまえのことじゃん」と思い、コンサルタントなんかが使用すると専門家感を醸し出される言葉です。

KGIは キー ゴール インジケーター
KPIは キー パフォーマンス インジケーター

の頭文字だそうです。
(何も調べずに書いているので詳しくしりたい方は改めてネットで検索してみてください)

キーは「重要」、ゴールは「達成目標」、パフォーマンスは「行動」、インジケーターは「指標」です。
(パフォーマンスの定義(訳)には諸説あります)

つまりKGIは「重要達成目標指標」
KPIは「重要行動指標」

となります。

「1か月で3000円を貯金しよう」がKGIです。
指標な訳ですから3000円貯金できなければ目標が達成できていないと評価できます。

目標があればそれを達成しようと頑張る訳ですが、目標達成のためにはパフォーマンス、つまり行動が必要です。

「毎日10円づつ貯金しよう」
「そのためにコーヒーは10円安いあっちの店で飲むようにしよう」
「10日に1回、10日間で300円貯まったかどうかを確認しよう」
「もし貯まっていなかったらその日はコーヒーを飲むのをやめて不足分を貯金しよう」
これがKPIです。

KGI  ← ①KPI ②KPI ③KPI ・・・・となる訳です。
あなたはこのシナリオに無理がないように戦略と戦術が立てられていますか?
そもそもKGIがありますか?KPIを満たすことでKGIが完結できるような無理のない関連性が構築できていますか?

言葉は難しいですがその本質はごくごくごく基本的なことです。

KGIやKPIという言葉なんか覚えなくてもいいです。
いつか必要が生じて誰かに何度も聞かされているうちに覚えるでしょう。

そして私が言いたいことはKGIやKPIの重要性などではなく、その本質を何度も何度も考えてみることの重要性です。

どんなに権威ある理論でも、どんなに有名企業が導入した、どんなにどこかの誰かがこ成果を出したと聞いても、まずは自分の頭で疑ってみることです。(私の主張ももちろん疑ってください)

自分の頭で考え、自分で自分の腑に落ちるまで。
ショートカットをしようなんて考えないで失敗から学んでください。
失敗するということは行動したと言うことです。

KGIもKPIもあたりまえで重要なことですが、今日、このブログで伝えたかったことはそちらの方です。

皆さんのお仕事の成功を心からお祈りしています。

何をグリットすべきか?

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今日は早朝から移動中です。

今日1日で4つのチームの個別面談と、1チームのプロジェクティングに参加させていただきます。しっかりとプロジェクトを立ち上げていきます。

グリットしましょう。そんなメッセージをお伝えし続けています。
先日も研修の中で「グリット」を取り入れてみました。

その中で受講者の方は例えば「お客さまとしっかりと雑談をする」であるとか「常にお客さまの本当のニーズについて考え続ける」であるとか「関連する書籍を毎月少なくとも1冊は読む」であるとかの決意表明をいただきました。

確かにどれもすばらしい決意表明だとは思いますが、実は上記の決意表明には少しだけ不足しているものがあります。

私の過去の成功事例を基にビジネスにおけるグリットを再定義すると以下のようになります。それは・・・・

① 資産として残せるものであること。
② 自らが能動的にアクションを起こせるものであること。
③ 社内外環境の変化にできるだけ左右されずに継続できるものであること。
④ 例外なきルーチンが行えるものであること。
⑤ 少しだけ自分に負荷が掛かるものであること。

そして何よりも

⑥ たとえこのグリットですぐに結果がでなくても残せるものの価値が高いことです。

では私からの具体的なお勧めを事例としてご紹介しておきます。

□ 見込顧客の獲得と定期発行のメルマガによる情報発信
□ ブログの毎週(毎日)の定期更新
□ ニューズレターの定期発行
□ お客さまの声の収集とホームページの定期更新
□ 顧客事例の作成とホームページの定期更新
□ YOUTUBE動画による毎月(毎週・毎日)の情報発信
□ 毎日(毎週)1箇所の店舗の改善
□ 毎日1通のターゲットDMの送付

上記を結果が出ようが出まいが、とにかく1年は実行し続けていただきたいと思います。
それは必ず何かに繋がります。

上記に共通することは「残る」ということです。
メルマガやブログは記事が残ります。残った記事はいくらでも再利用方法があります。
1年続ければ相当なコンテンツが残ります。

動画ももちろん残りますが「動画をかんたんに扱える実践的なスキル」も残ります。
お客さまの声や顧客事例はそのまま事例集として再利用ができます。
店舗の改善を続ければ1年後にすみずみまで行き届いた店舗が完成します。
もちろん見込顧客リストが今後、どれほどの利益をもたらすかは容易に想像できるはずです。

2006年の創業時からスタートしたこのブログには既に300を超える記事があります。
そのすべての記事のログをA4サイズのMSワードにコピー&ペーストしたら500頁を超えました。

そして現在、ほぼすべの仕事のきっかけはこのブログが作ってくれています。
そして執筆のネタもこのブログの中にはいくらでもあります。

開始から1年未満の2006年~2007年頃までは本当に何の成果もありませんでした。
だからと言ってそこで止めてしまっていたら今頃は当社はまったく違う未来を歩んでいたと思います。考えるとゾッとします。笑

これから当社では御社の「グリット」をサポートするサービスを開発しようと思います。
どうぞお楽しみに。

芽がでるということ

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今日は顧問を務めさせていただいております、一般社団法人の定期訪問で横浜から浦和に向かっています。

自宅から横浜駅に向かう道の街路樹の幹から新しい枝と葉がでていました。

木はいったいどういう仕掛けで季節を読み取り、どういう仕掛けで新しい枝が生えてくるのか?植物学に少し興味を持ちました。笑

ビジネスの世界でもよく芽がでると表現されます。
それは人においてもビジネスプランンにおいてもですね。

私の現在の最大の興味の対象はビジネスの世界で芽がでるまでのプロセスです。
今まで私が経験したあらゆるマーケティングに関連する事象を振り返り、つくづく思うのが数か月くらい、ちょっとだけ頑張っても実は何も起きていないということです。

クライアントと共に突発的にアドオンで数億円を売り上げたこともありましたが、結局、本当の資産、つまりは未来へと続くビジネスの基盤になったのはそこで獲得した現金ではなく、何年も何年も積み重ねてきた努力の方でした。

もちろん何の努力もしない年月は何もあなたにもたらしません。
反対に本気で寝食を忘れて取り組んだ1年は何年分にも匹敵するのかもしれません。

ただ気づいたことがひとつあります。

ビジネスの上での「努力」とは必ずしも辛いことを続けるということではありませんでした。
それは「残るものを貯め続ける」ということに他なりません。

短期に「結果がでる」ことばかりを追い続けていると結局は何も残りません。
あなたが続けている努力が「残るもの」であれば迷いなく続けてください。
これから何年も何年もです。

この1年を振り返り1年前にはなく、今は手に出来たものはありますか?
マーケティングを成功させる上であなたが行うべき努力、そして貯めるべきもの、それを具体的にこのブログを通してあなたにお伝えしてゆきたいと思います。

グリットする

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皆さんは「グリット」という言葉をご存じでしょうか?

「グリット」はペンシルバニア大学 心理学教授 アンジェラ・リー・ダックワース氏が提唱する「成功を収めた人たちに共通した特徴」のことだそうです。

成功を収める要因は学歴や知能の高さではありませんでした。外見の良さでも、身体能力の高さでもありませんでした。それこそが「グリット」だったのです。

「グリット」とは、物事に対する情熱で、何らかの目標を達成するためにきわめて長い時間、継続的に粘り強く努力しやり遂げる力のことだそうです。

どのくらい継続している人が成功しているかと言えば、それこそ何年も何年も朝から晩まで夢中になって頑張り続けている人が成功するそうです。
グリットは短距離走ではなく長距離走だと表現されます。

私のクライアントでも何年も前に決めたことを、何年も何年もひたすらに続けた方、つまりグリットされてきた方が今、確実に成果をあげはじめています。「そんなことをやっても意味がないんじゃないか?」「もっといい方法があるのではないか?」「今頃そんなことをやってるの?今のトレンドは○○だよ」そんな周囲の言葉をはねのけて何年も前に一緒に決めたことを、黙々と続けていただいた方が、本当にうれしいことに骨太な成果を出しはじめてくれています。

私自身も今までにたくさんのグリットをしてきました。私は会社を興す今から10年以上前に約1年間「まぐまぐ」というメルマガ配信スタンドから日刊のメルマガを発行していました。
私はその当時、ビジネスパーソンとしての自らの現状に行き詰まりを感じていました。

しかし、私には行動を起す勇気も、行動を起す裏付けも、行動を起す自信も微塵もありませんでした。そんな時に私は私自身に毎日メルマガを発行することを課しました。それは自分を試すためでした。発行はいかなる例外もなく毎日行うことを自らに約束しました。
それができたらもう一度、自分の人生を考えてみようと思いました。その時に私はグリットしたのです。

インフルエンザにもなりました。40度の高熱の中でその日も原稿を書き発行しました。
出張先で台風に直撃され自宅に帰れなくなりました。当時はパソコンを持ち歩いていませんでしたから取引先にお願いしてそこで原稿を書きあげ入稿しました。気分がのらないとき、体調が悪いとき、家族が病気のとき、旅行に行ったとき、長期の海外出張、今日だけは休みたいと思ったことは1度や2度ではありませんでした。でもとにかく1年は続けよう。

そして私は1年間、メルマガの発行を続けることができました。その結果、何が起きたのか?

何も起きませんでした。

はじめはこのメルマガをきっかけに出版の話が舞い込んでくるのではないか?このメルマガをきっかけにコンサルティングや講演の依頼が来るのではないか?などと言う甘い期待が確かにゼロではありませんでしたが、ものの見事に何も起きませんでした。 笑

しかしすごいことが起きました。それは自分の中で。漠然としていた自らのマーケティング理論は完全に体系化できました。そこで体系化した理論や戦略が今も弊社の宝です。

圧倒的なスピードで文章が書けるようになりました。多くの方と同じように私もいわゆる「文章が書けない」人間でした。今も日本語として美しい文章は書けませんが、ビジネスの武器として使用可能な文章は高速で書けるようになりました。多くの方が勘違いをされていますがそれは私の「才能」ではありません。

今も私はグリットし続けています。昨年は毎週1本の動画セミナーを私が主宰する勉強会のメンバーに向けて配信させていただきました。配信本数は52本。辛かったです。笑 しかし動画を利用したさまざまなことを、今ではまるで電話を掛けるほどの気軽さで行えるようになりました。

そしてそれは「オンデマンド動画を併用した研修」という新しいカタチのサービスを誕生させることに繋がり、さっそく某大手企業さまとの出会いのきっかけになりました。

今年は月刊誌を刊行しています。ひとりで。みんなが驚いてくれます。辛いです。笑 でもその辛さはもはやトレーニングと同じで、毎回、爽快感すら感じることができます。
でもきっといつかこのグリットが今まで以上に大きな何かに繋がることを私は確信しています。

ぜひ皆さんも今日からグリットをはじめてください。筋トレと同じで少しだけ負荷の掛かる何か、たとえば「今日は少しお休みしたいな」「今日は少しだけ手抜きをしたいな」と思える質と量の、そして達成感や達成感の期待に満ちた何らかの行動を、情熱を持って毎日、例外なく何年も、少なくとも1年はブレずに続けてみてください。ビジネスの世界でも、成功に向けて本当に重要なことは、これだけなのかもしれません。

そして今、私は社会心理学、特に行動心理学を学びなおし、マーケティングのための心理学ではなく、マーケティングを実行するビジネスサイドの方々が「やってのける」ことができるようになるための心理学的なマネージメントのアプローチを研究しています。

そして私が進行させていただいているプロジェクトでも試験的に導入したグリットにより成果が出はじめています。これからマーケティングの学びの提供だけではなく、それを成功に結び付けるために一緒にグリットすることができる勉強会の新しい仕組みを作りたいと夢見ています。

今日できなかっことは明日もできません。
去年できなかったことは今年もできません。
そうではありませんでしたか?
でも今決めたことにグリットすれば、必ずあなたにはすばらしい何かが起きます。
それは何年も何年も先かもしれませんが、立ち止まってしまった年数と比較して、それは本当に気の遠い年数でしょうか?

グリットしましょう。

チェックリスト・マネージメント

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さっそくですが皆さまは「チェックリスト」をごぞんじでしょうか?
では誰もが知っているこのチェックリストが、実は最強のビジネスツールであるという事実はごぞんじでしょうか?

チェックリストはこれまでビジネスの世界で、その実力を過小評価されてきました。
確かにチェックリストと言えばミスを防止するツールとして多くの人に認識されています。

「チェックリストは下級の労働者がミスをしないように使用するもの」
そう思っていらっしゃる経営者の方も少なくないと思います。
しかし真実は180°異なります。

チェックリストは非常に複雑で且つ高度な業務の采配を行わなくてはならない場所で今、その本来の力を発揮しています。

そのひとつが航空機の分野であり、またそのひとつが医療の分野、特に手術における安全性の向上で大きな成果を出しています。つまり航空機が安全に空を飛べるのも、手術がミスなく安全に行えるのも実はチェックリストのおかげなのです。

私はこれまで本当にたくさんのマニュアルを作成してきました。商品販売マニュアル、営業マニュアル、商品開発マニュアルなどの業務マニュアル、品質システムにおける品質マニュアル、その基準書や手順書。何千ページものマニュアル作りに携わってきて改めて思ったこと。それは、

「読まれない、読むことができない、読む気になれないマニュアルや、守れないルールをいくら定めても、会社は何も変わらない。変わらないばかりか失速させてしまうことすらある」という事実でした。

その点、チェックリストは最強のビジネスツールだと断言します。
理由は3つあります。

① チェックリストは誰でもすぐに使用できる 
② チェックリストは誰でも簡単に作成&修正できる 
③ チェックリストはマニュアルのように長文を読む必要がなく確実に継続できる。

もちろん、チェックリスト本来のメリットである、漏れを完全に防止することができる機能があることも忘れてはいけません。

このチェックリストを有効活用したマネージメント法を約15年前から実践してきました。そしてこれをごく最近、チェックリスト・マネージメントとして本格的に体系化し、メソッド化することに成功しました。

チックリスト・マネージメントの導入効果は以下の通りです。

□ 社員一人ひとりがあたりまえのことを、あたりまえにできるようになります
□ 社員一人ひとりが自ら考え、自ら行動し、自らの行動を修正することができるようになります
□ 社員一丸となって業績を向上させる努力をしてくれるようになります
□ 営業やスタッフなどのホワイトカラーの業務が合理化されていきます
□ 営業マンや営業所の成績格差も自然に解消されます
□ 反抗的・批判的な社員が少なくなり、明るくやる気のある社員がふえていきます

そして、

□ 90日以内に業績向上の兆しを感じることができます

今後、成功率100%のプロジェクト・コンサルティングと合わせて、このチェックリスト・マネージメントを当社の提供サービスの柱のひとつに育てていきたいと思います。

マーケティングインストラクター 森本尚樹