部下や社員の前でグチを言うな

 「上司たるもの部下の前でグチを言うな」
 「経営者たるもの社員の前でグチを言うな」

 なぜでしょうか?

 その一瞬で部下や社員からの信頼は崩壊します。そのグチの内容によってはチームそのものが崩壊してしまうことすらあります。

 最近、テレビを見ていても絶対に言ってはいけないグチをこぼすリーダーがとても多いように感じます。

 「なぜこんなグチを誰かの前で言ってしまうのだろう?」
私は不思議でしかたありません。自分の苦しい気持ちを吐露すれば人は同情してくれるとでも思っているのでしょうか?それともただのストレス解消のため?

 しかし、そうであるならばまったくの逆効果です。グチをこぼすリーダーに対して人はきわめて厳しい目を向けます。一瞬のストレス解消が何百倍もの負の反応となって自分に返ってきます。

 この一言を言うことにより事態が好転するか否か?リーダーは常にトラブルからの離脱や、目標達成のために考え続けなくてはなりません。

 ひとつには部下や社員を自分の仲間だと思わないことです。こう言うと拒否反応を示す人がたくさんいます。しかし、私がいいたいことは違います。あなたが部下や社員に対して、あなたが優しい気持ちを持つことはとても大切なことです。しかし、部下や社員に甘える気持ちを持っては絶対にいけません。うまく行かないのです。あなたがグチを言うこと、それは部下や社員に甘えの気持ちをもつことに他なりません。

 この考えがあるかぎりはチームを勝利に導くことはできません。
 

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リーダーたるもの・・・

「リーダーたるもの○○であれ」

 リーダー論の本を読むとこう書かれています。その内容に特に反論はありません。むしろその通りと思うことも多くあります。しかし、ほとんどのリーダー論は最後の最後で、決定的なミスを犯しているように思います。

何だと思いますか?
ではここで質問です。

「リーダーたるもの○○であれ、そうすれば部下は必ずついてくる」
この考え方は正しいでしょうか?それとも罠?

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社運を掛けたプロジェクトは失敗する!?②

「社運を掛けたプロジェクトは失敗する!?①」をまずお読みください。

さて続きです。

ではプロジェクトはどのように始めれば成功することができるのか?
それはメンバーのモチベーションを、目標達成向けて右肩上がりになるように設計することで実現できます。これが本当の意味でのヒューマン・マネージメントです。では誰がその設計をするのか?それは経営者とプロジェクトリーダーです。

 プロジェクトの開始の日に経営トップが来て叱咤激励をしてしまえば、その日をピークにメンバーのモチベーションは右肩下がりになるのは必至です。反対に小さな目標を達成し褒める。又、小さな目標を達成し褒める。そしてそこではじめて(達成不可能と思われる)大きな目標を提示する。こうすることでモチベーションは右肩上がりになります。

 経営者も実績に比例してこのプロジェクトに徐々に期待を寄せてゆきます。業績の向上により生まれたモチベーションは、さらに大きな業績の向上をもたらします。この原理原則だけは忠実に守ってください。言葉で作り上げたモチベーションでは、成果は絶対に生まれません。だから何ら実績があがっていないうちには、絶対に持ち上げても、褒めてもいけません。

 誤解をおそれずに言います。

「管理者とスタッフは仲間になってはいけません」

 では管理者とスタッフの望ましい関係とはどのようなものでしょうか?

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社運を掛けたプロジェクトは失敗する!?①

  よく「社運を掛けたプロジェクト」という言葉を耳にします。実際には本当に社運が掛かっている訳ではないことが多いのですが、心意気としてこう表現することが多くあります。優秀な社員がプロジェクトメンバーとして招集され、重役や社長が初回のプロジェクト会議に参加して、メンバーを叱咤激励します。「期待している」「君たちは優秀だ」「君たちに掛かっている」「何としても成功させてほしい」「会社としても失敗はゆるされない」「必要経費はできるかぎり認める」こんなことを言われれば、メンバーのモチベーションはあがりますよね。

 さてあなたが経営者だとしてこのアプローチは正しいと思いますか?
「経営トップ自らがプロジェクトメンバーを招集して叱咤激励を行う」
YESかNOか?

しかしこの答えはNO!です。絶対に。

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コーチングの罠

 コーチングの有用性は日本のビジネスの常識として定着してきました。既に書店にはコーチングのコーナーもあります。私もコンサルタントの手段としてコーチングのメソッドを取り入れています。しかし、このコーチングにもとても危険な罠があるのをご存知ですか?

 コーチングとは相手と会話を重ねることにより、自ら目標達成のためのスキルや知識を獲得できるようにナビゲーションし、その行動を促してゆくものです。コーチングの普及により、頭ごなしに指示命令をする、これまでのマネージメントスタイルは否定されつつあるように感じます。しかし・・・

「マネージメントにおいてはコーチング・スタイルが最も有効な方法である」
これはYESかNOか?

 答えはNOです。  

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マネージメントの常識を疑え

『社員のモチベーションをあげれば業績はあがる?』
YESかNOか?

私にはある持論があります。それはマーケティングはヒューマン・マネージメントと一対であるという考えです。いくらすばらしいマーケティング戦略を構築しても、それが実行されなければ、絶対に成果を生みだすことはできません。だからこそ売れる・儲かる仕組みを会社の中に作る上で、人の管理はきわめて重要なのです。
マーケティングが失敗するほとんどの原因は戦略が正しく構築されないことではありません。戦略が実行されないことだと考えています。

ではなぜ戦略が正しく実行されないか?それはマネージメント、特に人のマネージメントの考え方や方法が間違っているからです。リーダー(&経営者)としての考え方や選択すべき方法が間違っているからです。
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ではこの間違いはどこから来るのでしょうか?それはビジネスの常識の罠にあります。

私は著書「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」(明日香出版社)の中で、マーケティングに関するビジネスの常識の罠を指摘しました。同じようにマネージメントとリーダーシップ論の中にも、たくさんのビジネスの常識の罠があります。これも約20年間の経験の中で、この私が失敗し続けて発見したことばかりです。

ここで質問です。以下のビジネスの常識は正解?それとも罠?

『社員のモチベーションをあげれば業績はあがる』

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