マーケティングの設計図

2024/02/29 00:56:27

35年以上をマーケティングの実践現場で生きてきましたが、マーケティングの仕事を始めたばかりの頃は、マーケティングのことなんて、さっぱり理解できていませんでした。マーケティングは複雑で、難解で、覚えることが多いと感じていました。

 

でも同時にマーケティングにいつも希望を感じていました。もしマーケティングを理解することができたら、何かを変えることができるのではないか?と。

 

それから私の長い試行錯誤が続きました。まさに泥の中を這いずり回るような時間でした。
多くのマーケティング書の著者の方々のように、私はマーケティングのエクセレントカンパニーに勤めていた経験はありません。
先輩も、上司も、誰もマーケティングに詳しい人などいないベンチャー企業の中で18年間、マーケティングの仕事を行ってきました。

 

やがて私は戦略マーケティング部長となり、ベンチャー企業だった同社が東証1部上場する原動力となった商品群を創出することができました。
自慢できるのはせいぜい誰にも負けない失敗経験を持っていることです。

 

でもそうした経歴を持っている私は、誰に教えてもらうことなく自分の頭と、自分の経験だけでマーケティングを理解できるようになってきました。たくさんの書籍を読み、それをひとつひとつ実践してみることで、マーケティングの真理に近づいて行きました。

 

偉大な先人たちの知恵を授かりながら、それを決して鵜呑みにせず、ひとつひとつ実行しながら、理解していきました。再現性のない理論があることも知りました。
同時に驚くほど追認できる理論もありました。その多くが古典と言われるマーケティング理論でした。

 

具体的には4P、3C、STP、SWOT、INNOVATER method、USPの6つです。
しかしまだ私の中では混沌としていました。

 

これらの理論がどのように繋がっているのかが理解できていなかったからです。
そしてある時に気づいたのです。

 

「いかに偉大な先人が残したマーケティング理論であったとしても、それはマーケティングの全体像から見れば、ひとつのパーツに過ぎない。マーケティングはいくつものパーツでできている」

 

私は設計図を見ずに何かを組み立てようとしていたことに気づいたのです。
さらにいったい私は何を組み立てようとしていたのか?完成像がイメージできなければ、設計図があっても、うまく組み立てることはできません。

 

今、私の考えたマーケティングの完成像は、『お客さまから選ばれ続ける仕組みを作る』ことです。
そして自分の中でバラバラだった理論を設計図として俯瞰できるようにしたのがマーケティングピラミッドです。

 

新刊「売れない世界で選ばれ続ける「仕組み」を作る方法」の物語の中でも徹底解説しています。

 

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