マーケティングが危ない

2010/04/04 11:02:06

「この不況はいつまで続くんでしょうか?」
セミナーや講演会でよくこう質問をされます。私は経済学者ではありませんので正直に言えばよくわかりません。

この不況が過ぎ去れば受注が戻ってくると多くの人はそう考えています。また実際に昨年の10月頃から受注が少しづつ戻ってきたという言葉も聞かれます。

しかし、私は私のクライアントの明確にこう言っています。「不況に左右されないしくみを作りましょう。いえ、もし可能であれば不況をチャンスに変えるしくみを考えませんか?」事実、こうした取り組みを一昨年から行っていたクライアントは昨年期に増収増益を果たしています。

不況をチャンスに変えた一例をご紹介します。

不況で多くの会社で売り上げを落としています。だから売り上げを上げる方法を提供できれば多くの会社の心をつかむことができます。また経費を削減しなくてはならない会社もたくさん出てきました。値下げへ強い要求やライバルの価格破壊に苦しめられる会社もたくさんあります。

 

しかしこの状況の中、弊社のクライアントは他社よりも高額な商品を飛ぶように売ります。しくみは簡単です。「当社の商品は他社の商品よりも130%も高いです。でもこの商品をご使用していただきますと、○○費、□□費がゼロになり、△△費はおおよそ半分になります。こちらは御社と同程度の会社での導入前後の経費データです」

 

自社の商品を値引きしてはいけません。他社商品のコストを削減できる高額な商品を販売するのです。

ちなみにこの商品はクライアントの既存技術を用いて開発したもので、新商品開発というよりはむしろ商品コンセプトの開発と言えます。

たまたま?その通りだと思います。弊社のクライアントは運が良かったのです。でもその運を勝ち取ったのは、クライアントのやってみよう、真剣に考えてみよう、チャレンジしてみようという気持ちに他なりません。そして私の仕事はクライアントと共に、自社の資産(本当の強み)の中からその原石を発見し磨き上げ、それをたくさんの人に知らしめるお手伝いをすることです。