会社の発展を真に願っているのは?

2008/06/01 00:30:35

会社の発展を真に願っているのは?

2008/06/01 00:30:35

 

あなたの会社の中で、会社の発展を真に願っているのは誰でしょう。この答えは特に経営者にとっては衝撃的であり残酷です。もしかしたらあなたの会社の社員は、あなたの会社の発展など、まったく望んでいないかもしれません。社員は会社の発展よりも、自分自身の待遇の方に興味があります。確かに会社が発展すれば社員の待遇も向上させることができるはずです。しかし個人の単位で見れば、会社が発展しても、自分の待遇は向上しないばかりか、もしかしたら、会社の発展の犠牲になり、自分自身の待遇が不利になることがあるのが現実です。それを社員はよく知っています。プロジェクトを推進していると、必ず後ろから矢が放たれます。プロジェクトの成功を阻む動きは、競合他社からでもなく、外部環境からでもなく、変化を恐れる社内から発生するものです。現状維持を望む無言の力はきわめて強力です。そして、社内の無言の圧力に屈してしまえば、会社はゆで蛙現象へと突き進みます。蛙を入れた水を少しづつ温めると、蛙は水がお湯になったのに気づかず、逃げることなく茹で上がって死んでしまうという逸話です。そんな状況の中、会社を救うことができる人材がいます。それはプロフェッショナルな心をもった人材です。プロフェッショナルは仕事の報酬を給与や役職、上司の評価などからではなく、仕事そのものから得ようとします。最高の仕事を残すことが自らの望むすべてだと考えている人です。そのような生き方をしてきたからこそ、金や地位はかならずその後ろからついて来ることを知っています。しかし、人材としてのプロフェッショナルにはもうひとつ特長があります。それはいずれ流出してしまうということです。しかし、あなたはそれを恐れずにプロフェッショナルな心をもった社員を育て続けなくてはなりません。そのためにあなたが準備すべき報酬は「仕事」です。プロフェッショナルの心を持った社員が、胸を躍らせる仕事です。